秀保君の長男「ひかる」と。

河合商店の贈り物用の紙

行きたい場所、
会いたい人がたくさんいるので、
小走りで大槌を駆け回っています。

今は高台のプレハブの仮設校舎に移転した
旧大槌北小学校跡に昨年出来た仮設商店街
「福幸きらり商店街」

そこに店を構える「河合商店」
店主、秀保君とは同い年だから、
意気投合してからは、時間があると顔を出して長居してます。

秀保君の長男「ひかる」。
昨日は「カッコつけてくる」と、
ロックンロールで登場。

「この革ジャンボロボロでよ~。津波で流されたのを何回も洗ったのさぁ」

小学校2年生の「ひかる」には、
こうして震災の記憶と事実が残っていて、それを誇り高く着こなしていました。

そして、先月から、
鮮魚「河合商店」の贈り物用に貼る紙や
各商品に貼るシールのデザインを
秀保君夫婦と考えてきて、
昨日ついに完成
その場でネット経由で印刷屋さんに入稿しました。

出来上がりを見て、秀保君と僕とテンションがあがっちゃって、
そんな、一瞬かもしれないけど、楽しい、幸せな時間が生まれたことが、とても嬉しかったんです。

3年で終わる「仮設」の商店街。
まだ、次の候補地の予定も見えないけど、「今」を精一杯、明るく生きている「河合家」は、幸せな空気感に包まれていました。

可児波起@STAND WAVE

ネイチャーヒップホップグループ「STAND WAVE」のリーダー。メジャーアーティスト。ラップ、歌い手、作詞家、作曲家、編曲家。「JASRAC」に登録。25年のキャリアを持ち「ネイチャーヒップホップ」のジャンルを確立。『生きる』や『大自然』をテーマに曲を作り上げてる。ラップや歌のほか、作詞・作曲家として多くのアーティストに楽曲提供。心に響くメッセージを歌詞に込めている

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可児波起@STAND WAVE
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