山元町での優しい時間

今日は朝早く自宅を出て、
宮城県山元町へ。

先日、
とても嬉しい報告のメッセージを貰ったので
佐藤作智栄さんと
息子のぜん君に会いに行きました!

山元町に到着後、
まず、久しぶりに来た
町の様子をぐるりと見てまわりました。

大きく変わっていく町と、
変わらない町。

宮城県山元町の
JR常磐線「山下駅」。

山元町には高校がないため、
電車は、通学や通勤の
重要な交通手段でした。

まだ再開のメドはたっておらず、
そのためか、
山元町は宮城県でも
人口流出率が
最も高い町の一つになっています。

その後
山元町立「中浜小学校」へ。

モダンな建物の学校でした。

2階へ登る階段の上に青い看板で、

「2011.3.11 東日本大震災 津波浸水深ここまで」と。

海の近くにある学校の
2階までを、
まるまる津波が飲み込みました。
2年半たった今もひっそりと
そこにありました。

深く黙祷し、
佐藤さんに会いにお宅へ。

いつも突然の訪問にも関わらず、
楽しい時間を過ごさせてくれる、
ぜん君とお母さんの作智栄さん。

震災が繋いでくれたご縁は、
僕に優しい時間を教えてくれます。

苦しいこと、悲しいこと、
たくさんありますが、
それでも希望を持って笑ってます!

さらに、
作智栄さんの仲の良い
しょう君の家へ行き
しょう君のお母さんと5人で晩御飯の
おでんを食べました。

だいぶ寒くなってきた、
この季節。

優しく、柔らかな時間が過ぎて行きました。

僕のネットへの書き込みを見て
後藤さんも急遽、会いに来て下さったり、

僕が、ただ訪ねることで、
様々なご縁が深まっていきました。

子育て世代のお母さんたちが、
たくさん知恵を出して、
より良い、未来の山元町を描いています。

僕も少しだけ、
アドバイスなどお手伝いをさせてもったり、

こうして、
ご縁は続いていくのだと実感しました。

素晴らしい時間を、
ありがとうございました!

明日は岩手県大槌町へ。
台風が心配ですが、
また、みんなとの再会を
心から楽しみにしています。

車の中で、おやすみなさい。

可児波起@STAND WAVE

ネイチャーヒップホップグループ「STAND WAVE」のリーダー。メジャーアーティスト。ラップ、歌い手、作詞家、作曲家、編曲家。「JASRAC」に登録。25年のキャリアを持ち「ネイチャーヒップホップ」のジャンルを確立。『生きる』や『大自然』をテーマに曲を作り上げてる。ラップや歌のほか、作詞・作曲家として多くのアーティストに楽曲提供。心に響くメッセージを歌詞に込めている

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可児波起@STAND WAVE