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「大槌生活」での実感:その1

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著者紹介:
可児波起@STAND WAVE

ネイチャーヒップホップグループ「STAND WAVE」のリーダー。メジャーアーティスト。ラップ、歌い手、作詞家、作曲家、編曲家。「JASRAC」に登録。25年のキャリアを持ち「ネイチャーヒップホップ」のジャンルを確立。『生きる』や『大自然』をテーマに曲を作り上げてる。ラップや歌のほか、作詞・作曲家として多くのアーティストに楽曲提供。心に響くメッセージを歌詞に込めている

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「実感」

大槌町で実際に暮らし始めて、
感じることが、
知ることが多すぎると思いました。

今までは、お客様として、
3泊くらいして帰っていたのですが、
それでは、見えてこなかったこと。

まずは、
昨晩は、大槌の骨太ロックバンド
「Prisoner.11(プリズナー11)」
が、15日に久慈市でライブがあるので、
そのリハーサルにお邪魔しました。

でも、
大槌町には、
バンドの練習が出来るところがないんです。

大きな音が出せるところがないんです。

なので、
ギターのタクヤさんにのせてもらって、
山の中にある公民館のような場所に案内されました。

そこに、自分たちの機材を持ち込んで練習。

時間は、夜9時まで。
それで、解散。

みんな、遅くまで仕事しているから、
集まったのが夜7時過ぎ。

やりたくても音楽が出来ない。

続いて、
プリズナー11の楽器隊のみんなで、
飲みに行くことに。

名目は「可児さん歓迎会」

で、車を1台で行くため、
各自自宅に帰りました。

そして、僕の住んでいる所を中心にみんなをピックアップしていきます。

「そうか」

メンバーのほぼ全員が仮設住宅に住んでいます。

今まで、大槌のどこに仮設住宅があるのか知りませんでした。

だから、運転してもらって、
山の中の中の方まで。

そこで一人。

また、場所を変えて、山の中へ。

そこで一人。

みんな、そういった所に住んでいるんです。

普段、おらが大槌復興食堂で会うことが多いから、
気づかなかった。

みんな、中心部から、
車で相当走ったところの仮設住宅に住んでいるんです。

さらにさらに、
仮設住宅には、色々あって、
最初の方に建てられた仮設住宅は、
「阪神大震災」などの時に使われたリサイクルのプレハブ。

だから、寒いし結露も凄い。

後になるにつれて、
新品で作るから、きれいで、壁もレンガみたいなのが貼ってあって、
少しこじゃれてる。

こんな山の中だったら買い物が大変そう、
と思うと、比較的大きな仮設住宅の集まりの所には、
4件くらいの商店がある。

でも、多分足りないから、
バスがあって、それで中心部に移動。

大槌町の平らな所は、
全て津波で流されたから、
平らな所を探したら、
山の中になってしまったんです。

「仮設住宅」
ってどんなんですか?
聞いたら、
隣の人の家のテレビの音も聞こえる、
会話も足音も聞こえる、
本当に薄い壁一枚。

そこで、ギターをかき鳴らせるか。

苦情が来て、出来ない。

みんな、笑顔満載だけど、
家に帰ったら、
そういう生活を送ってる。

震災前は、
みんなそれぞれ家があって、
プライバシーとかもちゃんとあって、
それなりに自分が住んでいる場所があったけど、

それが全部なくなり、
仮設住宅に住んでいる。
しんどくないはずがない。

だからなのかは分からないけど、
だんだん、みんな出て行っている。

この生活が厳しくなったのか、
新しく家が見つかったのか。

でも、
引っ越し先は大槌町ではないと思う。

今回、僕が住んでいる場所は、
津波で浸水した場所をリフォームした場所。
平屋が3軒続いている一つを
3人で住んでます。
部屋を区切るのは、発泡スチロールの板。

アパートやマンションを別に借りたくても、
大槌町にはないんです。
住みたくても、ないんです。
僕は運良く、今の場所を提供してもらいました。

震災の記憶が薄れていく中で、
現地に住んでみて実感すること。

「震災まだまだまだまだ継続中」

絶対に忘れない。
絶対に感じ続ける。
そして、この場所から発信し続ける。

これが、僕の一つの想い。

さあ、今日も元気に、三陸を走り回ります。

コメント

  1. まとめteみた.【「大槌生活」での実感:その1】

    「実感」大槌町で実際に暮らし始めて、感じることが、知ることが多すぎると思いました。今までは、お客様として、3泊くらいして帰っていたのですが、それでは、見えてこなかったこと。まずは、昨晩は、大槌の骨太ロックバンド「Prisoner.11(プリズナー11)」が、15日に久…

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