【記憶の中の青い春】- STAND WAVE
作詞:可児波起
作曲:可児波起
編曲:可児波起
転んだ私を持ち上げる 大きな手
泣きじゃくる私を撫でる 優しい手
「幸せ」に囲まれた時間だった
笑顔は自然にあふれるものだった
やがて私を握る手は 一つ 一つ 離れ
今はひとりぼっちになった
それでも生きていける 一人で生きていける
強くなってしまった私を 今は好きになれない
記憶の中の青い春は 桜が舞い続ける
新しい季節に変わる瞬間を 肌で感じた
記憶の中の青い春は 陽射しが照りつける
体の中の衝動を 素直に吐き出した
記憶の中の青い春は 淋しさの風が頬を撫でる
誰かを愛する喜びに 胸を痛めた
記憶の中の青い春は 世界を銀色に変える
凍えきった体が 心地良かった
記憶の中の青い春は・・・
緑のトンネル抜ける
大きな雲 無垢な瞳
拡がりきった心に 空気をいっぱい詰め込む
新鮮な 水々しさが 体中で騒ぎ回る
さぁ 何かが始まる 鼓動を抑えきれない
私をどこまでも走らせた
無性にいとおしくなる
あの頃と似た景色を見ると
記憶の中の青い春は 桜が舞い続ける
新しい季節に変わる瞬間を 肌で感じた
記憶の中の青い春は 陽射しが照りつける
体の中の衝動を 素直に吐き出した
記憶の中の青い春は 淋しさの風が頬を撫でる
誰かを愛する喜びに 胸を痛めた
記憶の中の青い春は 世界を銀色に変える
凍えきった体が 心地良かった
記憶の中の青い春は・・・
真っ暗な部屋 テレビの光だけが 暗闇を七色に染めた
一人きりの時間にも慣れた 定まらぬ視線は時を越えた
人に囲まれて過ごした青い春 光る 輝く 涙と汗
笑顔合わせ 泣き顔合わせ 夢と希望の想いはかなたへ
いつもいつも全力だった 力の抜き方なんて知らなかった
不器用だった 幼かった ただ自分という自分の姿がそこにあった
最近想い出すのはあの頃のことばかり 大人になる苦しみにしばられる日々は続き
加速していく人生についていくよりも 枯れかけた心に新しい種を撒いた
記憶の中の青い春は 桜が舞い続ける
新しい季節に変わる瞬間を 肌で感じた
記憶の中の青い春は 陽射しが照りつける
体の中の衝動を 素直に吐き出した
記憶の中の青い春は 淋しさの風が頬を撫でる
誰かを愛する喜びに 胸を痛めた
記憶の中の青い春は 世界を銀色に変える
凍えきった体が 心地良かった
記憶の中の青い春は・・・
記憶の中の青い春は 桜が舞い続ける
記憶の中の青い春は 陽射しが照りつける
記憶の中の青い春は 淋しさの風が頬を撫でる
記憶の中の青い春は 世界を銀色に変える
記憶の中の青い春は・・・