【風】- STAND WAVE
作詞:可児波起
作曲:可児波起
編曲:可児波起
遠く遠くまで吹いてけ
遠く遠くまで吹いてけ
風よ 遠く遠くまで吹いてけ
風よ 遠く遠くまで吹いてけ
一人 歩きする「幸せ」 中身のない言葉 いくつも重ね
心の底 わき上がるものを抑え 平穏の中に身をゆだね
無表情なぼくらは
すぐ腰降ろしてしまうぼくらは
人の声で目を覚まし 人の動きにそって行き先目指し
人の言葉で決まるこころざし 人のあたたかさにふれ息を吐き
誰かと共に生きていく 誰かの為に生きてゆく
誰かがいるから生きてく 一人じゃないから生きてく
風よ 遠く遠くまで吹いてけ
風よ 遠く遠くまで吹いてけ
風よ 遠く遠くまで吹いてけ この飛ばされそうな気持を乗っけて
風よ 遠く遠くまで吹いてけ この消えそうな気持を乗っけて
誰かと比べながら 自分の位置 必死に探してた
小さな幸せ感じながら もっと大きな不安に埋もれた
常に 強い風吹いてて 何かにつかまって ないと飛ばされそうで
いつも胸の中 しめつけるから 向き合う言葉にならぬせつなさ
どうして一人に なると急に そんなに 暗い 顔に なるの
平均や 平凡が みんなを苦しめる ズレが気持を隅へ追いやる
今 身に付けてる ぼうしや 服や 一昔前のくつや
そんなものが自分を作るのか そんなもので人の何が分かるのか
胸を張って 明日に向かって 歩く 人に なりたい
期待 はずれでも構わない 自分のしたい ように生きたい
誰かと比べながら 自分の位置 必死に探してた
小さな幸せ感じながら もっと大きな不安に埋もれた
風よ 遠く遠くまで吹いてけ
風よ 遠く遠くまで吹いてけ
風よ 遠く遠くまで吹いてけ この飛ばされそうな気持を乗っけて
風よ 遠く遠くまで吹いてけ この消えそうな気持を乗っけて
剥きだしで削られた体 そっと撫でるように吹く風が
泣かないで と叫んだ 行くんだ 風と共に
遠く遠くまで吹いてけ
遠く遠くまで吹いてけ
風よ遠く遠くまで吹いてけ