2010-09

STAND WAVE

録音編集と洗濯機

先日、長井小学校で録音した 3年生の歌声をミックスしています。 ミックスというのは、 録音したそのままの状態にお化粧をしてあげる、 というような作業です。 声の低域と高域をカットすることで、 子どもたちの一番張りのある部分が前に出てきて、 歌に迫力が出ます。 声の声量のばらつきを整えて、 安定感を加えます。 ただ聞いただけでは、 どこをミックスしたの、 というくらい分からない、細かい作業をするんです。 ありのままの良さ、というのも当然ありますが、 薄化粧をすることで、 その人の魅力が引き出されるように、 写真を撮るときに ライティングでイメージが変わったり、 音楽でも、そんなことをしています。 出来上がりにはもう少し時間がかかりそうですが、 楽しみながらやっていきたいです。 と、思ったら、 洗濯機が壊れました。
STAND WAVE

子どもたちは笑顔で歌う

今日は、先週に引き続き、 僕らの住む、 横須賀市長井にある 「長井小学校」 に行ってきました。 いよいよ本番のレコーディングです。 7月、 初めて学校に機材を持ち込み、 3年生の歌声を録音しました。 その時は、 みんなとも初対面で、 みんなも知らない大人を前に緊張気味。 そのままレコーディングに突入したので、 緊張感たっぷりでした。 でも、今回は、 先週、歌唱指導に行き、 みんなとも仲良くなり、 楽しく本番を迎えられました。 レコーディングの前からみんなの顔がキラキラしています。 まず最初に全員で歌った後、 男の子だけ集めて、録音開始。 その後、女の子です。 今回は、歌詞も全部覚えたので、 歌詞カードを持たず、 マイクの後ろに立つ僕の方をじっと見ながら 満面の笑顔で歌います。 こんなにも変わるのか。 子どもたちの歌声には張りがあり、 伸びやかで、 聞いているこちらも気持ちよくなります。 一生懸命歌った後は、みんなぐったりしていましたが、 とても充実感に溢れた顔をしていました。
STAND WAVE

長井小で歌唱指導の巻

さて。 今日は、 STAND WAVEとして、 僕の住む、横須賀市長井にある、 長井小に招かれました。 「歌唱指導」 です。 先生です。 以前、このコラムでも書いたのですが、 長井小の3年生が、 今年の運動会で、 自分たちの歌声でダンスを踊る、 というのを企画していまして、 その歌声をレコーディングしたのですが、 やはり、 初めての経験、 ということもあり、 子どもたちも緊張して、 なかなか思い通りに実力を発揮することが出来ませんでした。 先生方と色々と相談した結果、 僕が、歌唱指導し、 再度レコーディングしてはどうか、 ということになりました。 ということで、 朝9時から小学校へ。 3年生は3クラスあるので、 それぞれに1時間ずつ、 計3時間、音楽をしてきました。 ただ、 大切なことは、 本番で子どもたちが思い切り歌えることです。 ですので、 細かい音程などを指導する、 というよりは、 コミュニケーションを沢山取って 当日リラックスして望める、 という形を作りたいと思いました。 さて、 人の名前を呼ぶ、 という行為は非常に難しく大切なことです。 当初、子どもたちは、 僕のことを 「お兄さん」や「ねえ」などと呼んでいました。 それでは心は通じません。
波起の雑記

幸せな体験が人生を豊かにしていく

人に頼まれごとをされると、 とても嬉しい気持ちになります。 「自分が必要とされている」 と実感出来るのです。 人は人と共に生きていきます。 一人きりでは生きていけません。 今日は、毎月恒例の長井の朝市に、 お手伝いに行ってきました。 今年の2月から、毎月かかさずお手伝いにいっています。 最初は、 「誰?」 という感じだったのですが、 だんだん、僕のことを知ってもらえて、 漁師さんから声をかけてもらえるようになりました。 帰り際には、 魚やわかめなどを袋いっぱいくれて、 それをご近所さんにお裾分けしたりしています。 それがとても嬉しいんです。 人と人が信頼関係を築くには、 誠意と時間がかかると思っています。 僕は「長井」が大好きなので、 この町でずっと生きていきたいと思っています。 ですので、 この町の人たちと信頼関係築けていけたらと思っています。