2011-10

STAND WAVE

STAND WAVEの歌は遠くに届く。

10月27日に、 久しぶりに「Live」をしました。 昨年の8月以来、 ライブという形で、人前で歌うのは1年以上ぶりです。 家での音楽制作はしていたのですが、 なかなか、 色んなタイミングが合わず。 で、 今回は、 千葉県にある、 障がい者の事業所の10周年記念パーティーにお呼ばれしてのライブでした。 場所は、 東京ディズニーリゾートにある、 ホテルの最上階。 なんだか、凄いです。 不思議なご縁で、 僕の「きなり」のCDが、 こちらの事業所に届き、 ずっとずっと聞いていてくれて、 今回の10周年にあたって、 ゲストとして来てほしい、 と、 ホームページから連絡が来ました。 僕は以前から 福祉に関わる仕事をしているのもあり、 何か同じ空気感を感じることが出来たので、 お受けすることになりました。 しかし、 1年以上、人前で歌っていなかったので、 リハーサルを一生懸命しました。 体が、歌う体になっていないので、 まずは、その感覚を取り戻すのに必死でした。 さて、 本番。 事業所に通う利用者さんたちは、 本当にSTAND WAVEのCDを沢山聞いていてくれていて、 歌い出すと一緒に歌ってくれます。
STAND WAVE

復興希望ソング「希望がある」

9月下旬に、 宮城県と岩手県に 2泊3日で行ってきました。 津波の被害の大きかった所を見てきました。 震災から半年、 避難所は閉鎖されはじめ、 仮設住宅で生活を始められている中で、 メディアでも、 「原発・放射能」の話はあっても、 「震災・復興」の話を聞く機会が凄く減ってきたように思います。 今、どうなっているのか。 現地に行きました。 正直、復興とは、とてもほど遠い、 まだまだ、何も片づいていないほどの場所がほとんどで、 特に、岩手県の陸前高田市は、 町ごと草原になってしまい、 あまりの壮絶な光景に言葉を失いました。 2泊したペンションと旅館は、 いずれも、被災された方の避難所となっていた場所で、 僕らが訪れたときに、 ちょうど最後の方が仮設住宅に移られる日でした。 チェックアウトの際に、 そっとSTAND WAVEのCDを差し出しました。 STAND WAVEは、 「音楽で何ができるのだろう」 と自問自答してきましたが、 劇的に何か大きな変化を起こすことは出来なくても、 人々の心に寄り添えるのではないか、 と想い、 「復興希望ソング」 と名付けて 曲を作っています。 第1弾として 「幸せの歌」 を作りました。