2011

波起の雑記

アワビのステーキ

ここ、横須賀市長井では、 6月から素潜り漁が始まります。 酸素ボンベなどを付けずに、 体一つで、 貝類を捕るのです。 アワビ・サザエ・ウニなど 天然の海の幸が毎日水揚げされます。 先日、 仲良くさせて頂いている漁師さんより、 獲れたてのアワビを頂きました。 そういえば、 僕の人生において、 天然のアワビを食べるのは初めてです。 柔らかくて、味が深くて、潮の香りもして、 夫婦共々、 大満足でした。
波起の雑記

我が家へようこそ

最近、突然、我が家を訪ねてくれる人がいます。 昨日は、世田谷から、 大切な友人夫婦が、 突然我が家にやってきました。 夕方突然電話があって、 「今から横須賀に行くから」 その1時間半後、 我が家にいました。 そういえば、 1ヶ月ほど前にも、 大学時代の友人で、 もう10年以上も会っていなかった友達が、 これまた 「今から横須賀に行くから」 と我が家を訪ねてきました。 地元の小学生が、 突然、ピンポンを押して訪ねて来てくれたりします。 なんだか、 途切れていた「縁」という糸が繋がったり、 人との交流が深まったり、 引っ越してからそういった出会い・再会が増えています。 とても幸せなことです。 この5月は、 法事などもあって、 久しぶりに、僕の家族が全員集合したり、 多くの人に会った1ヶ月でした。 縁は続いていきます。 それを実感する日々です。
波起の雑記

色々想うこと。

とても幸せな日々を過ごしています。 地元、横須賀市長井の中で、 料理店のお手伝いをしたり、 デザインでお手伝いをしたり、 地域のコミュニティの中で、 伝統と礼儀を大切にしながら過ごしています。 3月11日の大震災以降、 日本は大きく変わっていると実感しています。 そんな中で、10年ぶりぐらいに連絡をくれる友人がいて、 共にご飯を食べ、沢山お話をしたりしています。 この、不安がつのる状況で、 人の繋がり、縁を感じます。 放射能・復興、 テレビなどのメディアだけでは報じられない、様々な情報を インターネットなどを使って知ろうとしていますが、 あえて、このコラムでそれを語ることはやめようと想っています。 確かに不安なこと、迷い・葛藤は様々な方が持っていると想います。 でも、 日々、自分が幸せで、大切な人が幸せで、 まずその日々を大切にしながら、 出来ることを少しずつやっていきたいと思っています。 日々を大切に生きていきます。
波起の雑記

「希望がある」

「希望がある」 大地震が起きました。 我が家は海の近くなので、高台に避難しました。 停電の一夜でした。 次の日、テレビで見た光景はすさまじいものでした。 家族の無事が確認出来ました。 多くの方が、心配の連絡をくれました。 みんなピリピリしています。 いつもは仲良しなのに、一緒にいると苦しくなったりします。 つい、ネガティブな話ばかりしてしまいます。 不安をあおられます。 でも、 僕らには 「希望がある」 遠い誰かを思ったり、 隣の人に声をかけたり、 人と人との繋がりが、 より鮮明になる中で、 その中にある 「愛」 を感じます。 誰かを責めるより、 誰かを信じましょう。 出来なかったことより、 出来たことを探しましょう。 サイレンにおびえる夜にこそ、 笑いましょう。 どうか 「希望」 を忘れず、 「愛」 をもっていきましょう。 「希望がある」 これを信じています。