波起の雑記

波起の雑記

デジタルの物々交換

カレイ、届きました! 近所の仲良くしていただいている 漁師さんが、 たくさんの大きな「カレイ」を 届けてくれました! 食べきれないほどです。 お裾分けの分も入っています。 農家さんの知り合いに持っていくと、 春キャベツなどをくれます。 食卓に、 旬が並びます。 僕は、この町で、 「パソコンの得意な人」です。 なので、 パソコンのトラブルとか、 新しく買ったタブレットの設定とか、 ひょいと、頼まれます。 ひょいと、自転車とかで出掛けます。 お礼に、 こうして、お魚や野菜を貰います。 このやりとりには 「お金」 がなく、 直接の物々交換です。 僕は、デジタルの技術や知識を。 なので、 「デジタルの物々交換」 と呼んでいます。 大切な人やものを 大切にすると、 信頼がうまれ、 お金とかなくても、 こうして、みんなが笑顔になります。 こんな社会が拡がったらいいなぁ、 と、思っています。 そんな事を考える春、 唐突ですが、 「僕、10キロ、痩せました」 昨年から、生活を見直して 知らず知らずに痩せました。 細いズボンとかシャツとか着れます。 こんな風に暮らしています。
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夜が明ける

2月22日は、 僕の誕生日でした。 37才になりました。 なんだか、 年に1回くらい ちゃんと自分の人生を振り返ってもいいかな、 と、一日考えてみました。 なんとも、 浮き沈み、アップダウンの激しい人生だこと。 STAND WAVEとして 音楽にかけぬけ。 東日本大震災の後は 被災された場所を訪ね。 色んな場面で、 自分の体調と向き合わなければならず 諦め、我慢することも多かったなぁ、と。 今、 この誕生日が、 なんだか大きなきっかけとなり、 ずっと霧がかかっていた頭に 夜明けがきています。 リボーン Reborn 生まれかわるかのような日々。 ずっと話したいなぁ と思っていた、 岩手県大槌町の兄のような人から、 たまたま電話があったり、 家族や友人から連絡をもらったり、 誕生日というきっかけで 繋がりを感じられて、 なんだかポカポカしています。 朝はまた来る この歌が頭で鳴り続けています。 本当に感謝の日々です。 ありがとう。
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海の恵みと人の暖かさ

今日から2月。 色々な事がありながら、 静かでゆるやかな日々を過ごしてます。 家の前の漁港を歩いていたら、 漁から帰ってきた漁師さん。 初ものの「新生ワカメ」とメカブをそのまま頂きました。 慌てて、そのまま家に持って帰りました。 夕方、 突然、 仲良くして頂いている漁師さんが、 「赤座海老」と「甘鯛」 を届けてくれました!! 高級魚介類で、 めったに食べれません。 お刺身や塩焼きにしました。 季節により 旬が変わる海の恵みを たくさん頂きました。 そして、 こうして、日常にある 愛おしい人との繋がりに 心から感謝した一日でした! 早くもなく 遅くもなく 日常は鮮やかに過ぎてく 日々 少しずつ進んでいく そんな生き方で 良いんだと想う (STAND WAVE/苺の苗)
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新年です。

2014年になりました。 年齢を重ねるごとに 日々が早く過ぎていきます。 昨年は、 大きな変化や 大きな決断があり 大きく変わった・代わった年だった気がします。 それと同時に 変わらず・代わらず歩んだ年でもありました。 東日本大震災から 被災された場所を訪ね続ける歩みは変わらず、 我が町 横須賀市長井での生活も穏やかに過ぎていきます 大切なものは、 ずっと変わらず 変わっていくことには柔軟に 自分に出来ることを精一杯、 ただただそう生きていきたいと思っています。 今年もどうぞよろしくお願いします。
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素晴らしき贈り物

岩手県大槌町から届いた 素晴らしき贈り物 特大の「新巻鮭」 三陸特産 復興 の文字と共に。 想い、 想われ、 繋がり、 続いていく 礼と節を大切にし、 美味しくいただきます。 本当にありがとうございました!!
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大切な音

出来上がりが楽しみっす。
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自然のコントラスト

大荒れの相模湾に、 この秋一番の富士山。 このコントラストが美しい。 心がホッとします。
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大声で泣いた

久しぶりに泣いた 大声で泣いた ずっと泣いた 今日、午前中に 打ち合わせなどに行った方に ふと言われた 「本当に復興できるのかなぁ」 復興は、 どれだけ時間がかかるか分からないが、 絶対にするものだと思っていた。 突然、その言葉が心に飛び込んできた。 その方は、土木関係のお仕事で 阪神大震災の時には 高速道路を解体修理され、 東日本大震災では 親戚が石巻市で被災され 今も仮設住宅で生活されている。 その方に ふと言われた言葉。 嫌な想いをしたのではない もう泣かず、 いつも笑顔でいると決めたのに 家で 大声で泣いた 悔しいとかそういった感情ではなく 「復興」 って、なんだろう、って。 被災地と呼ばれる場所で 休みもなく 愛すべき町のために 自分たち家族が生きていくために 苦渋の決断や 耐えられないほどの 苦しみや、悲しみの中 それでも生き続ける みんなを想い 自然の絶対的な存在の前で 僕はあまりにも無力だと その自分への悔しさなのか どんなに努力しても 人間には、 どうする事も出来ない自然の力 その意味が、突然体を駆け巡った もう、我慢し続けてきた感情が溢れ 泣き続けた だいぶ泣いたあと 海を見た 台風が近づき 海が荒れている 自然と共に生きる とはファンタジーではないのだと 実感した。 さて、 絶対に 復興する 強い意思と共にまた歩き出します
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ここからスタート

7月末に岩手県大槌町で行われた「おおつちありがとうロックフェスティバル」から、2ヶ月半。 終わって横須賀に戻り、体調を崩し、いつもの事かと思っていましたが、なかなか光が見えず、、、 家での仕事をゆっくりしながら、横須賀の、関東での日常を探す日々でした。僕にとって「日常」とは? 2011年3月11日「東日本大震災」が発生し、この震災後の世界で生きていくと思って駆け抜けた2年半。 でも、いつの間にか、震災前の日々が過ぎています。 「それってだいぶ前に起きた、北陸の地震の事?」 東京の人にこの言葉を聴いたとき、なんだか分からなくなったりしました。 そんな、混乱した心の時に、ふと電話やメールをくれたのは、震災後に出会った、三陸の友人・仲間・家族のような、 とてもとても大切人たちでした。 「風化」テレビというメディアで測るなら、本当に震災のニュースを見ることはなくなりました。 横須賀に戻ってからの、2ヶ月半ですら、現実感がなくなりかけます。 だから「日常」を探すのをやめました。「非日常」の連続が日常になっていくのだと。 岩手県三陸への移住を考え、僕の持っている、技術・知識・知恵を使って、仕事として、移住を模索しています。 なかなか、書類審査でダメだったりしますが、それでも動き続けます。 明後日ぐらいに出発し、ご縁のある方々を訪ねながら、岩手県大槌町に行きたいと思います。 予定は、きっちりと決めず、震災から2年半以上たった場所を訪ねながら、多くを感じていきたいと思います。
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日本の8月

日本にとって、 8月は、 原爆が広島と長崎に投下され、 日航機が墜落し、 終戦の日があり、 お盆があり、 震災の月命日。 多くの「生」と「死」が 深く刻まれた月。 夏休みと、はしゃいだ幼き頃と、 色んな事を知った大人とでは、 過ごし方が違う事に気付く。 多くの祈りを捧げる、 大切な1ヶ月。