波起の雑記

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心も体も大きくなる

16才になった、 岩手県大槌町の ヒューマンビートボクサーは、 心も体も 大きく成長していました。 倉澤光二 a.k.a. 大槌BEATBOX 最近はじっくり話せなかったから、 今日は、たくさん音楽話。 彼の成長したビートボックスは、 ぼくが初めて ヒップホップの文化に触れた時の ドキドキを想い出させてくれました。 思わず、一緒にラップしました。 昨年5月。 僕が無理矢理、 大槌町の町中でゲリラライブを 誘ってから1年。 とても大切な友人になりました。 僕に会う事を、 ずっと楽しみにしててくれる。 ただただ、それを 幸せだと思います。 毎日が色濃く過ぎる日々。 あと一息。 明日も頑張ろ!
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現実とリアルと真実と今

居酒屋ローソン。 日付は変わりましたが、 昨日は、 東日本大震災から2年3ヶ月の「月命日」でした。 その時を 岩手県大槌町吉里吉里で迎えました。 今回、 大槌町に来るのは、 急に決まったことで、 大槌町の商店街のこと、 おおつちありがとうロックフェスティバルのこと、 なにより、 みんなに会いたかったこと。 大槌にくる直前まで、 体調がとてつもなく悪く、 一日寝込む日々が続き、 家族が 我が家に来て滞在し、 身の回りの世話をしてもらうほどでした。 その僕が一人で9時間も運転し、 被災された場所に行くこと。 家族を含め、 たくさん心配されました。 今、 僕は、 毎日駆け回っています。 僕に会うだけで、 目をキラキラさせてくれる人がいます。 僕が今宿泊している場所の周りでは、 家の基礎が掘り起こされる工事が続き、 感覚が狂ってしまうほど、 大きな音が鳴り続けます。 数日でも苦しいです。 これがずっと続いて言いたら、 きっとみんな苦しかっただろうし、 今もずっと苦しいでしょう。 自分の家のあった場所さえ分からなくなってしまった町は、 どう映るのでしょうか?
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僕らはココで生きていく

岩手県大槌町の 「おらが大槌復興食堂」で、 映画「僕らはココで生きていく」 を見に来ました。 多分、泣き続けます。
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「自然」

薄雲がかりの富士山。 幻想的。 富士山も海も毎日違う。 同じ日は一日もない。 人の心も毎日違う。 それを「自然」と呼ぶ。 STAND WAVEは 「ネイチャーヒップホップ」 という名前をつけた。
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僕とカズ君

僕の友人の「カズ君」です。 7年前まで、 僕はホームヘルパーの仕事をしていました。 彼に最初に会ったのは、 10年以上も前になります。 カズ君の頭には大きな傷跡があります。 事故でした。 それ以来、カズ君は 「重度の心身障害者」 と呼ばれるようになりました。 最初は、 ヘルパーと利用者さん、 という関係でした。 僕らは6年間共に過ごし、 友人になりました。 この写真は、 僕とカズ君の様子を 小さな写真展を開いて下さる、 とのことで、撮って貰いました。 二人ともいつも笑ってました。 なかなか人には聞き取る事が難しい カズ君の言葉や仕草も 僕らは通じ合いました。 その後、 フジテレビのニュース番組で 特集されたりしました。 埼玉に住んでいる時の事です。 神奈川に引っ越してから 会う機会は減りましたが、 それでも、 カズ君を想い、 僕らはかけがえのない友人です。
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いいじゃない。

「いいじゃない」 色んな意味がありそうですが、 今は、 色々あるけど、 それで「いいじゃない」 という意味です。 本気や一生懸命を怖がらない。 ことなかれ主義で終わらない。 でも肩肘張らず、 色々あるけど いいじゃない。 さてさて、グニャグニャは、 そろそろ終わりにして、 シャキッとします! 無理はしない。 でも出来る事は精一杯。 それで、 いいじゃない!!
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混沌と夜の海

破れた封筒 その中にある大切な現実 混乱 混沌 それでも正直に それで誠実に 夜の海 遠くの明かり その向こうにある闇 あと2歩闇の中を感じれたら 希望という光が見える 美しさ 闇 その先の希望の光
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三陸をいつも想う

毎日毎日、岩手三陸を想う。 今すぐにでも行きたいのに、 心も体も、からっぽで、 家からすら出れない。 みんなどうしてるだろうか? 色んな事を投げ出してしまった 心苦しさが、毎日やってくる。 僕はもう、恋し、愛してる。 彼らを。 届くだろうか? この横須賀から。 いつもいつも想っている。
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リアさん、ノリさんに会いに

静岡県伊豆下田へ。 岩手県大槌町吉里吉里の 夫婦ミュージシャン 「RIA + ノリシゲ」さんの ライブを見に。会いに。 「歩きましょう」 イントロから、一人で号泣してました。
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夕暮れの浜辺

近所の漁師さんからお電話。 船の前の浜辺で、 今日採れた魚介類を焼きながら 日が暮れるのを見ていました。 風がやみ、 凪。 静かな夜の海で、 笑い声が響きました。 幸せな夕暮れ