小学校でレコーディング

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著者紹介:
可児波起@STAND WAVE

ネイチャーヒップホップグループ「STAND WAVE」のリーダー。メジャーアーティスト。ラップ、歌い手、作詞家、作曲家、編曲家。「JASRAC」に登録。25年のキャリアを持ち「ネイチャーヒップホップ」のジャンルを確立。『生きる』や『大自然』をテーマに曲を作り上げてる。ラップや歌のほか、作詞・作曲家として多くのアーティストに楽曲提供。心に響くメッセージを歌詞に込めている

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こんなことしてます。

僕の住む、横須賀市長井には、
「長井小学校」
という学校が一つだけあります。

なので、
長井の子どもたちのほとんどは、
この小学校に通っています。

地元でのゴミ拾いなどを通じて、
学校を何度か訪れたりしていたのですが、
ひょんなことから、
学校からオファーを受けました。

「子どもたちの声を録音して、
その歌声に合わせて、運動会でダンスを踊りたい」

運動会の発表と言えば、
伝統的な民謡などを使うことが多いのですが、
そんな中で、
今時の音楽で、今時のダンスを。

そんな新しい試みをしたいと、伝えられました。

STAND WAVEは、
自宅でレコーディングをしています。

現在は、機材やソフトも発達して、
自宅でも、高音質のレコーディングが出来るようになっています。

また、ノートパソコンを持ち出せば、
どこでもレコーディングが出来ます。

それを生かして、
学校でレコーディングをすることになりました。

小学校3年生。

今日のレコーディングの為に、
一生懸命、歌を練習してきました。

まずは、みんなに挨拶をして、打ち解けた後、
早速レコーディング。

3年生、3クラス、約100人を
3時間でレコーディングしなければならないので、
男女6グループに分けて録音していきました。

最初は、にこやかだった子どもたちも、
マイクの前に立つと、
緊張で顔がひきつります。

いつもは上手に歌えている歌も、
歌詞を忘れてしまったり、テンポがずれてしまったり。

マイクの前に立つと、
不思議な緊張感があって、
それは、僕も同じで、
レコーディングというのは、とても大変なんです。

それでも、
最後までみんな頑張って、
時間通りに終了。

帰りは笑顔で帰っていきました。

「長井のために」

とは、おこがましいかもしれませんが、
僕らの技術などを使って、
子どもたちに何か新しいことを提案できる、
というのは、とても嬉しいことです。

「将来歌手になりたい人?」

と聞いたら、何人かが手を挙げていました。

こうした、音楽に触れる経験から、
将来の夢がふくらむといいなぁ、
と想いながら、
子どもたちの声をミックスしています。

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