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「生きる力」とは

ボランティア活動のカテゴリー画像-STAND WAVE web site:@可児波起 - ラッパー - 歌い手 - 作詞家 - 作曲家の背景画像 ボランティア活動
著者紹介:
可児波起@STAND WAVE

ネイチャーヒップホップグループ「STAND WAVE」のリーダー。メジャーアーティスト。ラップ、歌い手、作詞家、作曲家、編曲家。「JASRAC」に登録。25年のキャリアを持ち「ネイチャーヒップホップ」のジャンルを確立。『生きる』や『大自然』をテーマに曲を作り上げてる。ラップや歌のほか、作詞・作曲家として多くのアーティストに楽曲提供。心に響くメッセージを歌詞に込めている

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「おらが大槌 復興食堂」夜の部で、
今日知り合った人たちも集まり、音楽が響きました。

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漁師の「阿部力」さん。
おしゃれで、ひょうきんで、芯の強い、とても大きな優しさを持った人。
僕のメガネをかけてみたら、耳まで届きませんでした・笑

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震災前の岩手県大槌町。
住宅が密集していました。

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震災後の大槌町。
住宅の6割、お店の8割以上がなくなり、
駅も電車もなくなりました。

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今回宿泊した「宝来館」まだ工事の途中でしたが、
中はとても綺麗でした。
目の前はすぐに海で、その海が宝来館のガラスに反射して、
竜宮城みたいだと、女将さんが教えてくれました。

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宝来館のすぐ脇には「釜石東中学校」
校庭には、うず高く瓦礫が積み上げられていました。
学校は、大きな傷跡を残したまま、ひっそりとしていました。

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「おらが大槌復興食堂」に、我が家のギターを置かせてもらいました。
ここを訪ねる音楽家が、すぐに音楽を奏でられるといいな、と思っています。

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岩手県宮古市役所です。
1階部分は、まだベニヤで補修してあるだけで、
トイレも使えませんでした。

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「復興の狼煙」ポスタープロジェクトの宮古市での撮影会に参加。
これで3回目です。多くの人が集まりました。

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「復興の狼煙」ポスタープロジェクトの岩泉町での撮影会に参加。
2日連続の参加です。
この後、-4度の中、スタッフの方々と熱く語り合いました。

「こうやって来てくれるだけで、生きる力もらってるっすよ」

岩手県大槌町にある「おらが大槌復興食堂」で出会い、
意気投合し、2晩連続で、一緒にお酒を飲み、
同じ大槌町にある、瓦礫を集めて作ったおしゃれなレストランバー「APE」に移動中に、
漁師の阿部力さんが言ってくれた言葉です。

「生きる力」

宿泊客を救った女将、として、何度かテレビで見ていた、
釜石市にある「宝来館」の女将さん。
2階部分まで津波で被害を受け、
自らも津波にのまれ、奇跡的に助かり、
それでも、目の前が海の絶景の場所に再び、宝来館を再開させ、
まだ、エレベーターや部屋の鍵が使えないことを
何度も何度も謝りながら、
僕らを泊めてくれました。

帰り際に、STAND WAVEのCDを手渡し、
今、被災した子どもたちや、被災された場所を訪ねながら
音楽を届けている話をすると、
涙を拭きながら色々とお話をしてくれました。

従業員の方が、津波の傷が癒えず、半分の方が復帰出来ず、
復帰した方でも、午前中しか働けなかったり、
皆さん、とても心に大きな傷を抱えながら、
その人たちの、そして宝来館のある地区の子どもたちや将来を
必死に探し続ける女将さん。
話している途中から、顔が変わり、
とてつもなく強い芯と決意を持って宝来館を再開したことを教えてくれました。
そして、

「こうして訪ねてくださるだけで、生きる力をもらっています」

と言ってくれました。

「生きる力」

僕は毎月、現地を訪ねています。
でも、それはボランティアとはちょっと違うかもしれません。
炊き出しや支援物資を持っていったり、
瓦礫の処理を手伝ったり、
そういったことはしていないんです。

音楽を届ける、といっても、
毎回、会場があって、そこでチャリティーライブをして、
ということは一度もありません。

訪ねる先で、ご縁で出会った方をまた訪ねて。
そこから、またご縁が広がって、会いたい人が沢山増えて。

ただ、会いたいから、会いに行っているだけなんです。

一応ギターを持っていっているので、
ぜひ1曲、と言われたら、その場で一生懸命歌います。
ただそれだけなんです。

だから、僕にとっては、
もっと出来ることはないのだろうか、と
いつも自問自答しながら、です。

そんな僕に
「生きる力」をもらってる、と言って下さる方たちがいます。

今、まだまだ復旧・復興の道筋を見つけることさえ難しい状況が続いていて、
それに原子力発電所や放射能の問題がからみつき、
時間という無常なものが風化を進め、
常に絶望感が隣り合わせの中で、
前を向き、涙と笑い声を混ぜながら
確実に歩みを進めている人たちがいます。

心に寄り添いたい。
その気持ちだけで充分なんだと、
教えてもらった気がします。

もうすぐ震災から11ヶ月。
そして1年が過ぎようとしています。

何か区切りがついてしまうことを、怖いと思ったりします。

震災直後から全力で走り続けてきた人たちが、
今年の寒すぎる冬と雪で、
一気に疲労感がおそってきているように感じます。
それでも自分を奮い立たせ、踏ん張っています。

そんな、「生きる」ということに、
とてもシンプルに純粋に向き合っている人たちに、
僕らはまた会いにいきます。

「住民票が半分こに出来たらいいのにね。」

復興の狼煙ポスタープロジェクトの佐々木さんが言ってくれました。

とにかく、みんな、大好きです!!!

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