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著者紹介:
可児波起@STAND WAVE

ネイチャーヒップホップグループ「STAND WAVE」のリーダー。メジャーアーティスト。ラップ、歌い手、作詞家、作曲家、編曲家。「JASRAC」に登録。25年のキャリアを持ち「ネイチャーヒップホップ」のジャンルを確立。『生きる』や『大自然』をテーマに曲を作り上げてる。ラップや歌のほか、作詞・作曲家として多くのアーティストに楽曲提供。心に響くメッセージを歌詞に込めている

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復興の狼煙ポスタープロジェクトの
岩手県洋野町での大撮影会に参加してきました。
漁港に沢山の人が集まりました。

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岩手県山田町の海には牡蠣が戻ってきました。
沢山の養殖場が見えます。

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今回の津波の被害で、学校が使えなくなってしまったので、
岩手県大槌町の4つの小学校と1つの中学校は、
町のサッカー場に仮設校舎を建てて、一緒に勉強しています。

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岩手県大槌町の仮設商店街。
2階建てのプレハブですが、美容院・スーパー・喫茶店から
レンタルビデオ店まで、沢山のお店が入っています。

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仮設商店街に張ってあった横断幕です。
「苦しい事もあるだろうさ悲しいこともあるだろうさ
だけど・・・僕らはくじけない!」
大槌人の強さを感じました。

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仮設商店街に新巻鮭が売ってました。
大槌町では、各家庭の新巻鮭の味付けがあったそうです。
美味しそう。

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大槌の宝石、いくらです。
いくら好きになります。

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「おらが大槌 復興食堂」
は、岩手県大槌町の一番被害がひどかった場所に、
復興のシンボルとして手作りで作られました。
左に見える、白いテントが食堂です。

1月6日から3泊4日で岩手県の三陸を訪ねました。
片道11時間ほどかかるので、
丸2日は移動日になります。

ちなみに、今回は9時間半でつきました。
それは、神奈川から東京を抜けて東北道に入るまでに
渋滞がほとんどなかったからなんです。
岩手県では、100km移動はよくあるのですが、
東京の首都高では、混んでいると8キロに1時間かかったりします。

さて、
今回は、盛りだくさんでした。
岩手県の三陸を訪ねるのはこれで3回目なのですが、
徐々に繋がりも増えてきて、
会いたい人も増えてきて、
2日間、動き回りました。

7日の朝は、
岩手県洋野町で
「復興の狼煙ポスタープロジェクト」
の大撮影会に参加しました。

先月、大槌町で行われた撮影会に参加したので、
今回は見学だけ、と思っていたのですが、
参加させて頂けることになり、
みなさんと写ってきました。

この大撮影会は、
「復興の狼煙ポスタープロジェクト」の第二章で、
岩手県沿岸部の全ての市町村で行われます。
そして、2012年3月11日以降に発表されます。

プロジェクトの方々は、
皆さん、ボランティアといいますか、
想いだけで動いている方達で、
参加者全員にポスターをプレゼントするんです。
そのために「証」と書かれたポストカードをもらえます。
それが引換券なんです。

いったい、何人の方にプレゼントするのでしょうか。
彼らの本気度合いは、とてつもないです。

なので、聞いたんです。

「どこから、そのエネルギーが来るのですか?」

さらっと言って下さいました。

「趣味みたいなものです。やりたいからやってるんです。
やらなくなったら、寂しくなっちゃうので」

感動しっぱなしでした。

洋野町は岩手県の一番北、青森県の境にあります。
その後、150kmほど沿岸部を下って、
午後からは、
大槌町で、先月お会いした女性と曲を作ることになっていたのです。

先月までは、信号も少ないので、
そんなに時間がかからないだろうと思っていたのですが、
甘かったです。
路面凍結です。
スピード出せません。

ゆっくり大急ぎで大槌町に向かいました。

ぴったり時間通りに着き、
ご自宅にあげて頂きました。
震災から約10ヶ月。
この方の自宅は、1階部分が津波で全て流され、
避難所生活を送っていたのですが、
完全にリフォームして今はそこで暮らしています。

先月、大槌役場前でお会いし、
その帰りに、お電話を頂きました。

「私の苦しい胸のうちを歌にしてくれませんか?」

ですので、
約束を守るために、訪ねました。
2時間ほど、色々なお話を聞きました。

お孫さんが亡くなったこと。
津波の被害で避難所生活をしたこと。
小さなおにぎり3個を家族で分け合ったこと。
大槌町が火の海になったこと。
沢山のボランティアさんがきてくれたこと。
目の前の川を毎日何百人もの方が綺麗にしてくれたこと。

そして、今回の曲にして欲しいお話を聞きました。
お孫さんが大好きだったひまわりを、
愛知県のボランティアさんから2苗もらって育てたら、
35cmと30cmの大きなひまわりが咲きました。

そして、そこに、いつまでたっても、近寄っても逃げない
小鳥がいたこと。

だから、このひまわりを曲にして欲しいと。

なんだか素敵なお話でした。
そこで、歌詞がどわーっと湧いてきたので、
30分で書き上げました。

「二つの大きな向日葵」

という曲になりました。
これから、メロディーをつけてレコーディングをして、
来月、また届けに行きます。

その晩は、
先月も訪れた
「おらが大槌 復興食堂」
が夜の営業も始めたので、
牡蠣・海老・鮭などの串揚げと生ビールをたらふく飲んで、
スタッフの人たちと沢山話して、
後からきた「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の方々と一緒の席にして、
みんなで、色んな話をして、
写真を撮って。

繋がりが繋がりを生み、
また会う約束をして別れました。

次の日も大槌町へ。
仮設商店街や仮設校舎を訪ねて、
仮設商店街の喫茶店でお話をしていたら、
以前横須賀に住んでいた、とのことで、
話が盛り上がり、
2時間もお話をしました。

今回の訪問で沢山話を聞く中で、
皆さんが口をそろえて言う
現地での生活の厳しさ。

家が全壊された方、半壊された方、無傷の方の間で、
悲しい亀裂が入ってしまっていて、
以前まで、同じコミュニティーで仲良くしていた人たち同士が、
複雑な感情に悩まされていること。

仮設住宅と言っても、
それぞれに格差があり、
全て埋まっている仮設住宅もあれば、
一人も入居していない仮設住宅もあること。

現地に行かなければ知ることが出来ない、
沢山のことを聞けました。

音楽で何が出来るだろう。

「おらが大槌 復興食堂」で、
初めて歌いました。
僕がギターを弾き、
「幸せの歌」を歌いました。

音楽が心に寄り添えれば。
離れつつある人たちの接着剤になれれば。
風化のスピードを少しでも緩めることが出来れば。

まだまだ、僕らに出来ることがあると思っています。

自問自答しながら、
それでも前に進み続けます。

僕は気をつかって、
遠慮して、ゆっくりとコミュニケーションを取っています。
そんな話を「復興食堂」の漁師さんに話したら、

「考えすぎだよ。もっと入ってきなよ。
今度くるときは、おれんち、仮設だけど、そこに泊まんなよ」

と、思いっきりの笑顔で言ってくれました。
家も船も全て流されてしまった人に勇気付けられました。

みんな大好きです。

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