2012-10

ボランティア活動

幸せの歌を歌う

岩手県と宮城県では、世帯人数に対する仮設住宅の広さが違う、ということを知り、とても驚きました。 ある夫婦の仮設住宅を見せてもらいました。 夫婦二人で1K メインの部屋は5畳ほど。ここで二人でこれから2回目の冬を迎えます。 10月28日 宮城県亘理郡山元町を訪ねました。 もう何度も来ているので、 知り合いもたくさん出来て たくさんお話をしました。 震災から1年7ヶ月以上が経過し、 ある時期から「停滞感」のようなものが漂い そこで暮らす人たちの気持ちが はっきりした色として見えなくなっているような気がします。 この現状を体感すると、 すぐに、何かしなくては と、気持ちや心が動いてしまうのですが、 最近はそういった僕の 「過ぎる」 想いが空回りしているのを感じます。 過ぎたるは猶及ばざるが如し まさにその状態です。 でも、音楽だけは違いました。 みんなで歌を歌ったら とても幸せでした。 ただそれだけでいいのかもしれません。 強過ぎる想いは 時に暴力的になることあります。 ならば、優しい歌を歌い 優しい気持ちでいたいと思いました。 肩書きが必要かわかりませんが あえてつけるなら 僕は 「音楽家」 です。 優しい歌を歌い続けます
ボランティア活動

今日も東北道をひた走る

朝4時に起き、東北道を北上しています。 今日は 宮城県山元町を訪ねます。 山元町の仮設住宅の お母さんやおばあちゃんたちが、 「イチゴのエコタワシ」 という素敵な商品を作られたので、 パッケージをデザインさせて頂きました。 とても喜んで下さったので、 会いに行ってきます。 夕方からは、 山元町の幼稚園生、 未来のロックスター「ぜん君」宅へ。 山元町は、 市街地などのほとんどが津波の被害にあい、 子どもたちが走り回って遊べる所などが少ないんです。 岩手県大槌町でも同じ問題があり、 「世界のパイセン」こと 正道さんが、 日々子ども達のためにご尽力されています。 山元町の小さい子どもを持つお母さん方が、 それでも町にある子どもが遊べそうな場所を探して 「子育てマップ」 を作りたい、ということでしたので、 そのお話を聞かせて頂きに行きます。 僕はたまたま こうしたデザインの仕事をしていたりするので、 それが役に立てるのであるなら こういった形でもお手伝い出来ると思っています。 一度顔を合わせておくと 後はメールと電話でも対応出来ます。 だからこそ、 会う、顔を見て話す、ということを大切にしています。 朝、夜が明ける時間が遅くなり、 もうすぐ冬がやってくることを教えてくれます。 昨年、初めて東北の「冬」を体験しました。 その冬を仮設住宅で過ごす厳しさも知りました。 今こそ音楽の出番でもあるのでしょうか? 気温はどうにも出来ないけど、 温かい歌を歌える音楽家でありたいとも思います。 行ってきます!
ボランティア活動

復興への一つの光

新潟県中越地震から8年。 紆余曲折ありながら、 ずっと続いてきた復興イベント「SONG OF THE EARTH」 福島で避難生活をされている方々、 宮城で津波被害から 立ち上がろうとしている方々が、 「復興」 という一つの形を感じる事ができた 素晴らしいイベントでした。 とにかく、続けること。 諦めないこと。 思いやりを持つこと。 そんな大切な事を感じ、 共有出来た人たちと集合写真。 真ん中で寝転んで見ました。 笑顔に囲まれて。
ボランティア活動

SONG OF THE EARTH

2004年10月23日 17時56分 「新潟県中越地震」 最大震度7 死者68人 全・半壊家屋 17,000棟 10万人以上が避難 8年前のこの大きな地震は、 阪神大震災より記憶に薄いんです。 犠牲者の数なのか、 被害の状況なのか、 生々しい映像なのか。 27才の僕は、 今回の東日本大震災のように、 現地に行き続けることも 何かをアクションを起こすこともありませんでした。 僕の中には なんとなく言葉だけが残っている震災。 今、LOVE FOR NIPPONという 東日本大震災の復興支援をしている団体の お手伝いをしています。 発起人の、キャンドルジュン氏は、 新潟県中越地震の翌年から 震央地の旧川口町を訪ね それから5年間毎年地元の方達と共に 震災復興イベントにて祈りのキャンドルを灯してきました。 その後、 「NPO法人 にいがたからみんなえがおに」 が立ち上がり、 復興から更なる発展へ、様々な活動を続けています。
波起の雑記

物々交換です

今晩の夕食。 「カマス」です。 今日獲れたので、お刺身でも美味しいし、塩焼きは絶品です。 さっき、 家でパソコンとにらめっこしながら仕事をしていたら、 漁師さんより連絡。 「おかずあるよ」 とのこと。 漁師さんは、市場におろさない、自分で食べる用の魚などを「おかず」と言います。 小走りで、1分。 目の前の漁港で、待っててくれて、カマス5匹を頂きました。 先日、この漁港の申請書類の作成のお手伝いをして、パソコンで作ったんです。 そのお礼が魚だったりします。 「デジタル」の物々交換と呼んでます。 最高です! 魚尽くしの晩御飯。
波起の雑記

繋がる輪

岩手県大槌町と 神奈川県横浜市と 横須賀市のみんなが 「大槌」というキーワードで集まり 楽しい宴でした。 震災から1年半以上経過しても なお活動を続けている人たち、 そして被災した大槌の仲間。 みんな、 愛があって、 優しい空間になりました。 一つの握手が大きな輪になった 希望の光は この輪から生まれた (STAND WAVE 希望がある)
ボランティア活動

当たり前の人間関係

さっき、 岩手県大槌町の 倉澤光輝・倉澤光二、でこぼこ兄弟から、 なんともへんてこな写真と共に 「助けて~」 というメールが来た。 なんのことかと、 慌てて電話をしたら、 「インターネットの設定が分からない~」 ということ。 1時間くらい電話で色々やったけど、 なかなか出来なかったら、 「可児さん、明日来て」 だって。 嬉しくてにやけた。 僕らには、 被災者や支援者というのがない。 友達、仲間だ。 大槌で出会ったみんなのことは、 そう思っているから、 僕らは ボランティアをしているつもりも、 支援をしているつもりもない。 仲間が困ってたら手助けするし、 会いたくなったら会いに行く。 このうえなくシンプル。 宮城県山元町のお母さんから、 デザインや音楽などの相談をされた。
ボランティア活動

かにがかにを売る長井の朝市

毎月第二土曜日は、 僕らの住む町、 神奈川県横須賀市長井の魚市場で、 「長井の朝市」が行われています。 毎回お手伝いに行っていて、 とても楽しみにしています。 今回10月13日は、 秋晴れ快晴で、 富士山も見え、 魚もたくさん お客さんもたくさんでした。 僕は受付で、お客さんの案内。 大盛況でした。
波起の雑記

長井産地ダコを食す

地元の仲良くしている漁師さんが、 横須賀市長井産の獲れたて 「生ダコ」 を持ってきてくれました。 粗塩で丁寧にぬめりをとり、 茹でて、蒸して、 出来上がり! まあ、なんと美味しそう。 今夜は、タコ尽くしです!
STAND WAVE

キャンドルナイト in 大船渡

10月6日、岩手県大船渡市で行われた 「キャンドルナイト in おおふなと」 の事が、三陸経済新聞の記事になっています。 STAND WAVE名前も、、、