2013-03

波起の雑記

負けるな東日本

沖縄の全てのバスに貼ってあるステッカー 「がんばろう 日本 負けるな 東日本」 居酒屋の入り口のステッカー
波起の雑記

ちょっとそこまで、「辺野古」まで

さて、 なんだか、 「旅」 の連続です。 止まってられません。 これから、 沖縄へ。 名護市辺野古のテント村にいって、 座って海を見てきます。 「座り込み」 ただ、そこに座ってるだけで、 充分であること。 何かの成果や結果ではなく、 継続して続けていくこと。 うん。 とても、大事。 で、 沖縄にいっても、 かたくなに観光をしたがらない僕は、 「美ら海水族館」 に行ってこようと思います。 では、しゅっぱーつ! 「さあ 大事な瞬間だ やるときがきたんだ もう逃げるわけにはいかないんだ  きっと人生にはこういう場面が 何度か絶対に やってくるんだ」 clap your hands / STAND WAVE
波起の雑記

沖縄県名護市からの手紙

沖縄県名護市の女性から 素敵なお手紙とDVDが届きました。 2月上旬に 沖縄の基地問題について実感したくて 普天間基地と、 移設先の名護市「辺野古」を訪ねました。 辺野古では、 5800日以上も、 抗議や座り込みをしている人たちと 何時間も話し、 そもそもなぜ反対なのか、 反対した場合、普天間基地はどうなるのか など、たくさん教えてもらい、 僕は、自分の意思として、 辺野古移設に反対したい、と選択しました。 後日届いた手紙には、 「あなたの基地問題を知ろうとする熱意に感動しました」 と書いてあり、 僕が被災された場所を訪ねて続いている事について、 「お互いに信念を持って、 それぞれの場所で頑張り続けましょう」 と書いてありました。 僕は、 頑張り「続けましょう」という 続けることの大切さが この一言に込められている気がしました。 先日、 辺野古にある、 名護漁協が、移設に賛成の決議をしました。 たくさんの保証金が出て、 海にコンクリートを流し込み、 世界有数の珊瑚の海を 死の海にしてしまいます。 とても怖かったんです。 僕らは、今、そして これから生きていく「子どもたち」に 胸を張って生きていきたいと思っています。 自然は、 一度壊れてしまったら もとに戻るのにどれだけ時間がかかるのか。 ましてや、 珊瑚は、繊細な生き物で、 世界的に白色化が進み、 とりかえしがつきません。 守るべきものは、 次世代に残すもの。 これは、 東日本大震災、 3.11後の世界を生きる 僕ら大人が問われていることです。 三陸では、 海と一体である 木や山が塩害でボロボロで、 それを必死に再生させようと 海の人、山の人が 日々向き合っています。 TPP参加で、 農業は約半分の3兆円減になります。 そのかわり、工業などで相殺されるそうです。 食べるものを、作る人、 自然の恵みを分けてもらう人、 そういった、 人が生きていく根元が揺らいでいます。 日本は資源がないと言われていますが、 「水」 という、とてつもない資源を持っています。 これは、 海と山を大切にし、 人と自然が共存してきたからです。 もう、これ以上、自然を壊すことなく、 共に生きるために、 僕は、また沖縄にいきます。 何も出来ませんが、 辺野古のテント村で、 座ってきます。 ただそれだけで、 力になれることを知れたので。 今、を感じ、心のまま動き続けなければ、 声をあげ続けなければ、 僕は、 原発事故の時のように、 一生後悔するでしょう。 今を精一杯。 あさってから、 沖縄に行って、 海を見ながら座ってます。 写真は、 名護市で見つけた、 移設賛成と反対のメッセージ。
波起の雑記

3年目のスタートに「声を上げること」

先日、 「岩手県大槌町の『震災瓦礫』は放射能に汚染されているのか?」 というツイートをまとめました。 少々過激な見出しでありましたが、 大槌町が、 全国から心ない言葉をかけられ、 無実の罪をかぶせられている、 とずっと思っていましたので、 その誤解を解きたい、 という気持ちで書きました。 先日、埼玉に住んでいる父が我が家に来て、 色々話しているときに、 あえて聞いてみました 「瓦礫ってどう思う?」 と。 そしたら「なんとかしたいけど、放射能が、、、」 と言っていたので、 ああ、やっぱりそうか、と思ったんです。 僕は、この話題は、家族ともしませんから、 父は報道で勘違いしていました。 広域処理が良いのか、利権やお金は、 という話は、別の問題であって、 そもそもの話として、 大槌町のことを正確に伝えたかったのです。 また、東京新聞などでは「瓦礫がなくなった」 などという報道もあり、 地域によって様々ではありますが、 少なくとも、僕が見た現実は、 まだまだたくさんありました。 こうして発表することが、 さらに大槌のみんなを傷つけたり、 嫌な想いをさせてしまわないか、心配でした。 それと共に、たくさんの誹謗中傷を受けるのでは、 と思っていました。 しかし、実は、過激に「反対」している人はごく一部で、 ちゃんと良識を持った人たちが たくさんいることを知れて良かったです。 僕がまとめたツイートは7,000アクセスを越え、 誤解が解けて、 建設的な意見がコメントに寄せられています。 正しい知識と認識を持って「声をあげていく」こと。 3年目のスタートです! ツイートのまとめはこちら→ http://togetter.com/li/467720
波起の雑記

3月11日はとても辛かった

2013年3月11日 「東日本大震災」 から2年。 多くの方が亡くなった「三回忌の命日」 去年も、 この日を、我が町「横須賀市長井」ですごし、 今年も、 そうしました。 Facebook、Twitterなどを通じて、 被災された場所で、様々な慰霊祭やイベントが行われているのを見て、 なんだか、 この町にいることに罪悪感すら覚えたのですが、 大槌の拓ちゃんと以前話していたときに、 「3月11日は、本当は大槌にいたいけど、  なんか人の法事に土足で踏み込んでしまう気がして、、、」 と伝えると、それがいい、と言ってくれて、 だから、 自分が震災の当日、 この町の漁港にいたので、 今日は漁港にいました。 昨日の強風とはうってかわり、 穏やかな海でした。 ほとんどテレビは見ない生活なのですが、 朝のNHKのニュースだけは、 なんとなくいつもついていて、 そのニュースに「震災関連」の話題が増えてきて、 なんだか、 テレビが怖くなって、 昨日も今日も家ではテレビをつけませんでした。
ボランティア活動

漁師の朝市のお手伝い

朝、早よう、ございます。 これから、 我が町、横須賀市長井の、 「漁師の朝市」のお手伝いに なっちゃんと行っていきます! 風もなく、 定置網もあがりそう。 張り切って行ってきます。 写真は、先月のです!
波起の雑記

岩手県大槌町の「震災瓦礫」は放射能に汚染されているのか?

僕が、ずっと愛してやまない、 「岩手県大槌町」 「震災瓦礫」をめぐり、 ウソか本当かわからないような情報が 飛び回っているので、 自分なりに結論を出しました。 ぜひリンク先を見てみて下さい。 「岩手県大槌町の震災瓦礫は放射能に汚染されているのか?」 http://togetter.com/li/467720
ボランティア活動

海と共に生きる町

岩手県大槌町吉里吉里海岸。 震災の津波で たくさんのガラスなどが散らばってしまった場所を 多くのボランティアさんと 地元の方々で 気の遠くなるような作業で きれいにしました。 改めて歩くと、 ギュ、ギュっと音がします。 でも、 まだ、周りの防潮堤は、 崩れ、破壊され、 あの日のまま横たわり、 対岸には、 瓦礫と呼ばれてしまった、 大切なものが積み上げられています。 「また海にいきたい」 会話の中でその言葉を聞いて、 何か、とても愛おしく そして寂しい気持ちになりました。 日曜日から始まった、 河合商店や大坂屋さんとの、 今後の大槌町についての話し合いを なんとか一つの形にすることが出来ました。 僕が出来る精一杯です。 後は、彼らが強い意思を持って 進んでいくことを ずっとずっと応援していきます。 また、みんなが、 海と共に生きていけるように、 共に歩んでいきます。 5泊6日の 東北一人旅。 最後の夜は、 ささやかな打ち上げです。 今日は、飲みます!!
波起の雑記

BAR LITOを食す

岩手県大槌町赤浜にできた 素敵なイタリアンレストラン 「BAR LITO」 で昼下がりにランチ。 1ヶ月で、省太くんの顔が さらに男前になってました。 サラダ、 ピッツァ「ジェノバ」 パスタ「ペペロンチーノ」 一口ごとに 美味しいと 口からこぼれます。 横須賀から日帰りで通いそう(笑)
ボランティア活動

大槌の2013年3月

岩手県上閉伊郡大槌町 「城山」 に立っています。 春の陽射しに照らされた場所は、 大槌町の中心部で、 住宅やお店が密集していました。 2011年3月11日 東日本大震災。 この町が大津波で流される映像や その後火事で6日間燃え続けた写真は、 記録として何度も見ました。 また、 震災前の町並みも、記録で。 あの日から もうすぐ2年が経ちます。 取り壊された建物はたくさんありますが、 新たに建設された建物は一つもありません。 僕が実際に見ている風景は、 ファンタジーでも映画でもなく、 わずか2年前に起きた事実です。 しばらくこの場所で 目をつぶり、手を合わせていました。 想像の中で、 記録を今と重ねます。 誰もいない、 穏やかな陽射しの城山で叫びます。 ただいま~!! おおづぢぃ~!!