波起の雑記

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夢がある

「夢がある」 昨日から横須賀の我が家に 岩手県大槌町から 「大槌 BEAT BOX」こと 倉澤光二が滞在しています。 明日11日に、 渋谷で行われる ヒューマンビートボックスの 全国大会に出場します。 今年の8月ぐらいに、 大会のことを教えてもらい、 それから色々計画を立てながら 明日、いよいよ本番です。 明日11日は、 東日本大震災から1年8ヶ月の月命日であり、 大槌町の「おらが大槌復興食堂」の1周年であり、 宮城県山元町でCandle JUNEさんとお母さんたちが 特別なキャンドルを作る日であり、 大槌町の15歳の青年が 夢への一歩を踏み出す日であります。 この11日という大切な日を、 それぞれが、それぞれの想いで過ごす。 我が家にきてから、 光二は、ずっとマイクを握り 音を鳴らし続けています。 結果はどうであれ、 「夢」 を持って、それに挑戦するために、 東京に初めて一人できた 青年を、 夫婦で応援に行ってきます! この大切な1日が、 みなさんにとって、 大切な1日として過ぎて行くことを 祈っています。 光二は、 今 一歩を踏み出します! — 可児
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物々交換です

今晩の夕食。 「カマス」です。 今日獲れたので、お刺身でも美味しいし、塩焼きは絶品です。 さっき、 家でパソコンとにらめっこしながら仕事をしていたら、 漁師さんより連絡。 「おかずあるよ」 とのこと。 漁師さんは、市場におろさない、自分で食べる用の魚などを「おかず」と言います。 小走りで、1分。 目の前の漁港で、待っててくれて、カマス5匹を頂きました。 先日、この漁港の申請書類の作成のお手伝いをして、パソコンで作ったんです。 そのお礼が魚だったりします。 「デジタル」の物々交換と呼んでます。 最高です! 魚尽くしの晩御飯。
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繋がる輪

岩手県大槌町と 神奈川県横浜市と 横須賀市のみんなが 「大槌」というキーワードで集まり 楽しい宴でした。 震災から1年半以上経過しても なお活動を続けている人たち、 そして被災した大槌の仲間。 みんな、 愛があって、 優しい空間になりました。 一つの握手が大きな輪になった 希望の光は この輪から生まれた (STAND WAVE 希望がある)
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長井産地ダコを食す

地元の仲良くしている漁師さんが、 横須賀市長井産の獲れたて 「生ダコ」 を持ってきてくれました。 粗塩で丁寧にぬめりをとり、 茹でて、蒸して、 出来上がり! まあ、なんと美味しそう。 今夜は、タコ尽くしです!
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ゆるりと夕暮れ

今日は一日、パソコンとにらめっこ。 夕方、「もう終わり」と缶ビールを持って、 家の前の防波堤へ。 防波堤のさきっぽに座っていたら、 一人一人と地元の知り合いの漁師さんが来て、 3人で防波堤ビール。 最近の漁の話から、海の話、町の話。 何気ない会話のうちに日が暮れて、 涼しく、寒くなってきたから帰りました。 ゆるりとした時間の流れ。 なんだか、とても温かい時間を過ごしました。 明日も、がんばろ。
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夏の終わりに

夏バテ? 残暑バテ? 初秋バテ? 5月病? なんて、1週間ほど、 体調がすぐれない理由をあれこれ考えてまして、 咳が出て 熱も出て ちょうどその時、 テレビでマイコプラズマ肺炎の特集。 流行ってるのねー なんて見てたら、 怖くなってきて、 18時半までの病院に 18時35分に電話して、 無理矢理診察してもらったら、 「肺炎の一歩手前」 と言われ、ドキがムネムネ。 レントゲンを見たら、 横隔膜が盛り上がってて、 「もう少し遅かったら、、、」 なんて、、 なんだか、ゾッとしますた。 で、 結局、くすりたくさんもらって、布団の中。 つまり、 グダグダ言いましたが、 夏バテで風邪ひいた、 ということでした。 ふぅ~ (~_~;)
STAND WAVE

夏の終わりに、、、

明日は、早朝に我が家を出発。 福島県郡山市に向かいます。 「LOVE FOR NIPPON」のスタッフとして 朝から会場設営などのお手伝いをし、 「STAND WAVE」として、 歌を歌います。 福島県で歌うのは初めてです。 福島県で生まれ育ち、今は東京で暮らす大切な友人が、 前日から一人で福島に行き準備をしてくれて、 明日が素晴らしい一日となるよう尽力してくれています。 彼がとても大切にしている「故郷」で、 大切に歌を歌ってきたいと思っています。 6月に「LOVE FOR NIPPON」という団体に出会い、 様々な場面でお手伝いをさせて頂くようになりました。 まだ、2ヶ月しか経っていないのに、 一緒に活動・行動する仲間が沢山出来て、 個人での出来る事の限界を感じていた中で、 想いを同じくする人たちと 共に行動できる喜びを感じています。 この8月は、 沢山の場所を訪ねました。 大槌・岩手三陸に3泊で帰り、 宮城県の様々な場所を訪ね、 明日、福島県で触れ合い歌います。 「STAND WAVE」 というグループ名は、 僕の名前 「波起」 からきています。 震災後は、自分の名前を言うのをためらう時もありました。
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ありがとう。またね。

車が関東に入りました。 土砂降りになったり晴れたり 夏の変わりやすい天気と同じように、 僕の心も嬉しさと楽しさと寂しさが入り混じっています。 3日の夜に復興食堂でみんなと再会し 泥の中転んだり、歌ったり、 会いたい人にたくさん会えて、 素晴らしい4日間でした。 タイミングが合わず会えなかった人もいたけど、 またすぐに大槌に、三陸に帰ってきます。 本当に楽しかった。 心から楽しかった。 ありがとう 会えて嬉しかった。
ボランティア活動

旅が続く

2011年3月11日 「東日本大震災」 とてつもない事が起こった、 ということは、何となく分かっていたけれど、 本当に何が起こったのかを知る、 また、身体中で感じるには、 時間が必要だった。 「被災地」 あまりこの言葉が好きではないから、 「被災された場所」や「現地」という言葉を使ってきた。 それは「障害者」という言葉があまり好きではなくて、 障害を持っている人、ということが多いのと似ている。 また、被災地のことを「東北」と言うことは、 徹底して避けてきた。 茨城県の高校の校長先生から電話をもらった時に痛感した。 茨城県は、震災により、多くの建物が崩壊した。 それも、3月11日の本震ではなく、 4月の余震で、だ。 このことは、あまり知られておらず、 今も仮設校舎で授業する子供たちが多いのだ。 「東北」 と、くくってしまった瞬間に、 茨城県も、長野県栄村も外れてしまう。 そんな、簡単な事ではない。 そんなシンプルなのことではない。
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ジュンさんのトークショー

昨日は、銀座三越に 「キャンドル・ジュン」さんのトークショーを聞きに行きました。 ジュンさんは、 東日本大震災直後から 「LOVE FOR NIPPON」 http://www.lfn.jp/ を立ち上げ、 支援・復興・発展に尽力されています。 今、僕は、そこで、デザインチームのお手伝いや、 新たなプロジェクトに関わらせて頂いています。 LOVE FOR NIPPONでは 様々なチャリティーグッズを制作しているのですが、 富山の職人「能作」さんとコラボレーションした 真鍮製の「風鈴」です。 揺れる丸の部分に LOVE FOR NIPPONのロゴが刻印されいます。 製品そのものの質の高さ。 そして、それをどう見せるか。 多くの方が手に取っていました。