被災地への移住の難しさ。
<移住の難しさ>
今、僕は、岩手県大槌町にいます。
旅館に宿泊しています。
7泊8日です。
僕は、大槌町に
「移住」し、
もっと深く「東日本大震災」のこれからに
関わっていきたいと思っていました。
しかし、
とても難しい状況に直面しています。
このことは、様々な被災された場所で
同じように起こっていることなのですが、
「住むところがない」
んです。
住民の方でさえ、
出たくても出れない「仮設住宅」
アパートなどの賃貸物件は1件もありません。
一番近くて、車で1時間はかかる他市になります。
「仮設住宅」は、
現在は、他の場所に引っ越したり、新しく家を建てたりなどで、
知り合いの方が入居している場所でも、
かなりの数、空いています。
今年の3月いっぱいまでは、
自治体によっては、
空いた仮設住宅を、
長期のボランティアさんなどに、
貸し出していた所もあったのですが、
現在は、そういったことは行われていません。