波起の雑記

3年目のスタートに「声を上げること」

先日、 「岩手県大槌町の『震災瓦礫』は放射能に汚染されているのか?」 というツイートをまとめました。 少々過激な見出しでありましたが、 大槌町が、 全国から心ない言葉をかけられ、 無実の罪をかぶせられている、 とずっと思っていましたので、 その誤解を解きたい、 という気持ちで書きました。 先日、埼玉に住んでいる父が我が家に来て、 色々話しているときに、 あえて聞いてみました 「瓦礫ってどう思う?」 と。 そしたら「なんとかしたいけど、放射能が、、、」 と言っていたので、 ああ、やっぱりそうか、と思ったんです。 僕は、この話題は、家族ともしませんから、 父は報道で勘違いしていました。 広域処理が良いのか、利権やお金は、 という話は、別の問題であって、 そもそもの話として、 大槌町のことを正確に伝えたかったのです。 また、東京新聞などでは「瓦礫がなくなった」 などという報道もあり、 地域によって様々ではありますが、 少なくとも、僕が見た現実は、 まだまだたくさんありました。 こうして発表することが、 さらに大槌のみんなを傷つけたり、 嫌な想いをさせてしまわないか、心配でした。 それと共に、たくさんの誹謗中傷を受けるのでは、 と思っていました。 しかし、実は、過激に「反対」している人はごく一部で、 ちゃんと良識を持った人たちが たくさんいることを知れて良かったです。 僕がまとめたツイートは7,000アクセスを越え、 誤解が解けて、 建設的な意見がコメントに寄せられています。 正しい知識と認識を持って「声をあげていく」こと。 3年目のスタートです! ツイートのまとめはこちら→ http://togetter.com/li/467720
波起の雑記

3月11日はとても辛かった

2013年3月11日 「東日本大震災」 から2年。 多くの方が亡くなった「三回忌の命日」 去年も、 この日を、我が町「横須賀市長井」ですごし、 今年も、 そうしました。 Facebook、Twitterなどを通じて、 被災された場所で、様々な慰霊祭やイベントが行われているのを見て、 なんだか、 この町にいることに罪悪感すら覚えたのですが、 大槌の拓ちゃんと以前話していたときに、 「3月11日は、本当は大槌にいたいけど、  なんか人の法事に土足で踏み込んでしまう気がして、、、」 と伝えると、それがいい、と言ってくれて、 だから、 自分が震災の当日、 この町の漁港にいたので、 今日は漁港にいました。 昨日の強風とはうってかわり、 穏やかな海でした。 ほとんどテレビは見ない生活なのですが、 朝のNHKのニュースだけは、 なんとなくいつもついていて、 そのニュースに「震災関連」の話題が増えてきて、 なんだか、 テレビが怖くなって、 昨日も今日も家ではテレビをつけませんでした。
ボランティア活動

漁師の朝市のお手伝い

朝、早よう、ございます。 これから、 我が町、横須賀市長井の、 「漁師の朝市」のお手伝いに なっちゃんと行っていきます! 風もなく、 定置網もあがりそう。 張り切って行ってきます。 写真は、先月のです!
波起の雑記

岩手県大槌町の「震災瓦礫」は放射能に汚染されているのか?

僕が、ずっと愛してやまない、 「岩手県大槌町」 「震災瓦礫」をめぐり、 ウソか本当かわからないような情報が 飛び回っているので、 自分なりに結論を出しました。 ぜひリンク先を見てみて下さい。 「岩手県大槌町の震災瓦礫は放射能に汚染されているのか?」 http://togetter.com/li/467720
ボランティア活動

海と共に生きる町

岩手県大槌町吉里吉里海岸。 震災の津波で たくさんのガラスなどが散らばってしまった場所を 多くのボランティアさんと 地元の方々で 気の遠くなるような作業で きれいにしました。 改めて歩くと、 ギュ、ギュっと音がします。 でも、 まだ、周りの防潮堤は、 崩れ、破壊され、 あの日のまま横たわり、 対岸には、 瓦礫と呼ばれてしまった、 大切なものが積み上げられています。 「また海にいきたい」 会話の中でその言葉を聞いて、 何か、とても愛おしく そして寂しい気持ちになりました。 日曜日から始まった、 河合商店や大坂屋さんとの、 今後の大槌町についての話し合いを なんとか一つの形にすることが出来ました。 僕が出来る精一杯です。 後は、彼らが強い意思を持って 進んでいくことを ずっとずっと応援していきます。 また、みんなが、 海と共に生きていけるように、 共に歩んでいきます。 5泊6日の 東北一人旅。 最後の夜は、 ささやかな打ち上げです。 今日は、飲みます!!
波起の雑記

BAR LITOを食す

岩手県大槌町赤浜にできた 素敵なイタリアンレストラン 「BAR LITO」 で昼下がりにランチ。 1ヶ月で、省太くんの顔が さらに男前になってました。 サラダ、 ピッツァ「ジェノバ」 パスタ「ペペロンチーノ」 一口ごとに 美味しいと 口からこぼれます。 横須賀から日帰りで通いそう(笑)
ボランティア活動

大槌の2013年3月

岩手県上閉伊郡大槌町 「城山」 に立っています。 春の陽射しに照らされた場所は、 大槌町の中心部で、 住宅やお店が密集していました。 2011年3月11日 東日本大震災。 この町が大津波で流される映像や その後火事で6日間燃え続けた写真は、 記録として何度も見ました。 また、 震災前の町並みも、記録で。 あの日から もうすぐ2年が経ちます。 取り壊された建物はたくさんありますが、 新たに建設された建物は一つもありません。 僕が実際に見ている風景は、 ファンタジーでも映画でもなく、 わずか2年前に起きた事実です。 しばらくこの場所で 目をつぶり、手を合わせていました。 想像の中で、 記録を今と重ねます。 誰もいない、 穏やかな陽射しの城山で叫びます。 ただいま~!! おおづぢぃ~!!
波起の雑記

鳴子温泉ときえつ

宮城県の友人、 「きえつ」に案内してもらい 鳴子温泉に行ってきました。 昨日、突然電話があり 「可児さん、岩手行くなら少し会いましょうよ」 と。 で、急遽約束。 電話を切るときに、 「じゃあまた明日」 と、言って、二人で 「この距離感で、また明日、って凄いね」 と笑いました。 東北の内陸は猛吹雪で、 東北道が通行止めになったり。 彼とは、 昨年夏に 宮城県大崎市で行われた 「復興花火大会」 にお手伝いに行った時に知り合い 意気投合。 山元町や大船渡でも会いました。 彼は、宮城県栗原市に住んでいます。 栗原市は、内陸ですが、 東日本大震災では、 最も地震の揺れの大きかった場所の一つで、 彼の家は地震により 「全壊」判定を受けています。 今もそこで暮らしています。 沿岸部の津波被害と同時に 内陸の地震被害も まだまだ復興の道半ばです。 そんな彼が 「可児さん、もっと楽しみましょうよ」 と、温泉に誘ってくれました。 鳴子温泉、 お風呂嫌いの僕でも 最高でした。 きえつ、ありがとう。 明日は、岩手三陸。 様々なご縁で繋がった 大切な人たちが沢山います。 この一瞬一瞬を大切に感じます!
ボランティア活動

東北一人旅

おはようございます! 朝5時! 「東北一人旅」 まず今日は、 宮城県の友人「あべきえつ」と お昼に会い、 美味しいラーメンを食べ、 鳴子温泉へ。 北上市で宿泊。 明日の朝、岩手三陸へ。 宝来館に4泊くらいします。 THANKSカーは、 南へ 僕は 北へ 行っていきまーす! 久しぶりの一人運転。 にゃお!
波起の雑記

今だからこそ

泣き言は聞いたことがない。 いつも笑って、 家族を大切にして、 お店頑張って。 でも、なんか今日の電話は、 SOSに聞こえた。 迷わなかった。 まず会いに行こう。 岩手県大槌町。 仮設商店街。 河合商店。 河合秀保くん。 大槌町の町の復興計画。 商店街の再開。 やまほど書類作りが必要。 手伝える事がある。 今まで、デザインと共に、 お店の立ち上げから、 軌道にのるまでのコンサルタントみたいなことを たくさんしてきたから、 ノウハウは多少ある。 後は、どうしたいかを、 彼や商工会の若い人たちと話し、 文面にしていく。 もう急ぎ足で決まってしまう前に、 会いに行こう。 3月3日から4泊くらい大槌います。