ボランティア活動

大槌 BEAT BOX(倉澤光二) in 大槌町吉里吉里「APE」

昨日は、 大槌町の15歳「倉澤光二」改め「大槌 BEAT BOX」 と、釜石市や大槌町でゲリラライブを計画。 機材一式を詰め込んで廻る予定でした。 その前日に、 釜石市鵜住居にある旅館「宝来館」の山崎さんに出会い 「ヴォーカルパーカッション」 を見せてもらい大感動。 明日、色んな所でライブをするんです、 というと、 山崎さんもちょうどお休み。 ということで、 光二の友達のレイジ君も合流して、 4人で音楽を沢山しました。 光二が鳴らすのは、 声・破裂音でリズムやベースを作る 「ヒューマンビートボックス」 山崎さんは、 人間の言葉をビートにする 「ヴォーカルパーカッション」 それぞれ、 自分のスタイルに強いこだわりを持っていて、 それが融合して、 凄いことに。 最初は、午前中に 宝来館のステージで ライブ。 初セッション、ということで、 まずは楽しみながら。
STAND WAVE

「夕暮れ」

昨日、とても嬉しいメールが、 STAND WAVEのホームページから届きました。 STAND WAVEが2005年に発表した 「彩々」 というアルバムに収録されている 「夕暮れ」 という曲に、沢山の思い出があり、 それがまだ購入できますか? というメールでした。 このアルバムは、 もう店頭では販売していません。 直接ご連絡を取りたいのですが、 返信用のメールアドレスが記入されていませんでした。 これをお読みになられましたら、 ぜひ、再度ご連絡下さい。 あれから7年経った今でも、 STAND WAVEの曲が生き続けていることを知れて、 とても嬉しく思っています。 本当にありがとうございます。
ボランティア活動

「おおつちありがとうロックフェスティバル」

今回、僕が、大槌町で一番頼まれていたことは、 「おおつちありがとうロックフェスティバル」 の、「広報」でした。 ホームページやポスターの作成、 そして、情報の拡散など。 それ以外にも、 色々とやっているのですが、 このロックフェスがメインです。 で、 「ロックフェス」 と聞くと、 大音量のロックが鳴り響く、 というイメージかもしれませんが、 この 「おおつちありがとうロックフェスティバル」 「ありがとう」 を、日本中・世界中に届けるイベントなんです。 とは言っても、 大槌町は、 未だに市街地は「津波浸水区域」にあり、 建物が建てることが出来ません。 宿も駐車場もお店もありません。 そんな、とてつもない困難な状況で、 前を向いて 「音楽」に「生きる力」をもらった想いを 「ありがとう」 でお返しするんです。 この画像は、 このロックフェスの主催である 「大槌 STANDING STANDING」 の代表「岡野茂雄」氏がデザインしました。 彼は、まだパソコンというものに、 人生で触れてから半年あまりです。 こんなにも素晴らしいロゴを作ってしまうんです。 ホームページやポスターについても、 沢山打ち合わせをして勧めています。
波起の雑記

本当に大切なもの。

「本当に大切なもの」 僕には、 とてもとても大切なものがあります。 「人の温かさ」 これ以上も、 これ以下もありません。 大槌生活の中で、 これほど、 人が温かいのかと、 全身がポカポカしています。 笑ったり 泣いたり 怒ったり 悔しがったり すれ違ったり そんな、 自分の中にあった もともとあったはずの 大切な感情が、 ふつふつと湧き上がってきて、 とにかく 幸せなんです! 大槌にいれることが! そして、 本当に大切なんです、 大好きなんです、 「大槌の仲間が」 あえて使いたいです。 「心の絆」 僕らは、がっちり繋がっています。 どんな力でも引き離せないくらい。
ボランティア活動

大槌から「ありがとう」なんです。

今日の岩手県大槌町。 おらが大槌復興食堂の前にて撮影。 春の足音が聞こえ始め、 青空が眩しい。 その眩しい青空が、 大槌の大きな傷を まざまざと見せつけてくれました。 いやぁ~、 ここは凄いよ。 1年経ったよ。 これが、今だよ。 そして、 ここに、ちゃんと人が住んでて、 みんな生活があって、 嫌な事も、 辛いことも 悔しいことも、 全部あって、 そこで笑ってます! そして、 自分たちの生活や 明日や 将来が見えるはずがないのに、 今まで、 多くの人が大槌に来て 沢山想いを届けてくれたから、 「与えてもらうだけじゃだめ。 己の力で走り出せ」 と自分を奮い立たせて、 みんなに 「ありがとう」が言いたくて
ボランティア活動

「大槌生活」での実感:その1

「実感」 大槌町で実際に暮らし始めて、 感じることが、 知ることが多すぎると思いました。 今までは、お客様として、 3泊くらいして帰っていたのですが、 それでは、見えてこなかったこと。 まずは、 昨晩は、大槌の骨太ロックバンド 「Prisoner.11(プリズナー11)」 が、15日に久慈市でライブがあるので、 そのリハーサルにお邪魔しました。 でも、 大槌町には、 バンドの練習が出来るところがないんです。 大きな音が出せるところがないんです。 なので、 ギターのタクヤさんにのせてもらって、 山の中にある公民館のような場所に案内されました。 そこに、自分たちの機材を持ち込んで練習。 時間は、夜9時まで。 それで、解散。 みんな、遅くまで仕事しているから、 集まったのが夜7時過ぎ。 やりたくても音楽が出来ない。 続いて、 プリズナー11の楽器隊のみんなで、 飲みに行くことに。 名目は「可児さん歓迎会」 で、車を1台で行くため、 各自自宅に帰りました。 そして、僕の住んでいる所を中心にみんなをピックアップしていきます。 「そうか」 メンバーのほぼ全員が仮設住宅に住んでいます。 今まで、大槌のどこに仮設住宅があるのか知りませんでした。 だから、運転してもらって、 山の中の中の方まで。
STAND WAVE

「今を精一杯生きる」

岩手県大槌町での生活が始まりました。 やはり、何回来ても ビックリするくらい、 大槌の町は、全て流され、 1年以上経った今でも、 そのまま、大きな傷跡がくっきり見えます。 そして、 そこに、素晴らしい仲間がいて、 早速会ったり、声を聞いたりして、 嬉しくなったりしています。 今回、大槌に住むにあたって、 今まで横須賀で行ってきたことが、 出来なくなることが多かったので、 色々と挨拶周りをして、 事情を説明しました。 皆さん、とても理解して下さって、 「波君が居るなら、行ってみようかな」 と言って下さったりして、 僕自身が、 とても大切にされている事を感じれて、 凄く嬉しかったりしました。 おばあちゃんと僕は とても仲良しで、恋人みたいなんです。 いつも僕らのライブにきてくれて 一緒に歌ったりしてました。 昨年の夏、おばあちゃんに、 とても重い重い病気が見つかり、 それから、おばあちゃんは病気と向き合って生きてきました。 ここ2ヶ月位は、外出もままならなくなってきて なので、よく訪ねてお話をしてました。 3月10日、STAND WAVEが横須賀でライブをする時も、 気力を振り絞って、 車椅子で来てくれて、 最前列で、聞いてくれました。 もう、座っているだけでも辛かったと思います。 さらにここ数週間は、 ベッドから起き上がれなくなってしまい、 ほぼ寝たきりになりました。 出発する前におばあちゃんに会いたかったので、 おばあちゃんに、岩手県に行ってくるよ、 と伝えるました。 おばあちゃは、 「波さんがいなくなると寂しくなるねぇ」 と言ってくれたので、 僕はおばあちゃんの、 一生懸命生きた証であるシワシワの手を両手で握り、 僕のおでこをおばあちゃんのおでこに付け、 一番近い距離で
ボランティア活動

素晴らしい旅でした!

泣いてません。 運転してません。 楽しかった~。 大槌。 今回はバスなので、 楽しかった三陸の旅を振り返っています。 一緒に参加してくださった、 横須賀・神奈川の皆さんと、 現地の人との触れ合いで 皆さんビンビン感じていて、 自分に問いかけ、 話をし、 大切な貴重な体験でした。 そして、 僕は、 大切な大槌の仲間から、 熱い想いを伝えてもらったので、 大きな決断をします! 詳しい内容は、 また、 近いうちに。 とにかく 「ありがとう三陸」 です! また、すぐに帰って来ます!
波起の雑記

混乱と笑顔

明日の夜に三陸に出発します。 今回は、中10日という、過去最短での帰郷です。 しっかし、回数とか滞在日数とか、しっかり、数えたことはありませんが、 かなり頻繁に三陸に帰っているのに、 三陸に行く直前と、三陸から帰って来てからの、 僕の日常と三陸の日常のギャップに、混乱して、 わ~!! と、一人で海に向かって叫んでます! 今朝も、海沿いを1時間くらい歩いて、空を見て、 なんとか混乱を抑えながら、 なんとかパソコンの前に向かっています。 三陸の仲間、繋がった人たちの事を想い続けてます。 本気だから、 すれ違いや、不安や、間違いもしてしまいます。 大切な人に不愉快な想いをさせてしまって、心が苦しくなることが、多々あります。 沢山反省しながら、 それでも、 「心は三陸と共に」 です。 でも、ここの平和な日常は、 僕をますます混乱させます。 うまくバランスがとれればいいのでしょうが、 僕はそんな器用ではなく、 大槌の、何もなくなってしまった町の跡や 釜石の、一階部分だけ抜けてしまった商店街を思い出すたび、 今、僕が見ている長井の町が、 そうなった時の事を想像します。 なにも出来ない無力感を、 この悔しさを、 吐き出します。 仲間の顔を想い出して、 一人で家で泣きます。 たまには、 やっぱり、 弱音を吐きます。 僕も人間ですから。
ボランティア活動

「よこすか/大槌ツーリズム」

「第一回 よこすか/大槌ツーリズム」 3月30日の夜、 横須賀から、20人以上を乗せたバスが、 岩手県大槌町に出発します。 3月初め。 大槌の仲間が、 僕に会いに、東京まで来てくれました。 そして 「大槌復興ツーリズム」 のお話を聞かせてもらい、 「協力」をお願いされました。 僕は快諾し、 そこから、 横須賀市議会議員さんや、 隣町の 葉山町会議員さんなどの協力もあり、 多くの人が大槌町を訪ねてくれることになりました。 岩手県大槌町。 僕がよく名前に出すのですが、 読み方が分からない方もいらっしゃったので、 正式名称を。 「岩手県上閉伊郡大槌町」 (いわてけん かみへいぐん おおつちちょう) です。 でも、地元の人は 「おおづち」 と呼びます。 本当は「おおつち」なのですが、 なまって「おおづち」になったそうです。 大槌の仲間たちは、 「復興」 という一人歩きを始めた言葉に対して、 真剣に向き合っています。