先日、宮城県の被災した友人から
愛を込めて
「感情人間」
と言われました。
面白かったんです。
その表現。
「喜怒哀楽」
僕は、まあ、この感情がはっきりしています。
喜んで
怒って
哀しんで
楽しんで
もっと、感情をコントロールしたり、
押し殺して、社会に適応したり、
そんな器用なことが出来れば、
もっとうまくやれることも、
この「感情人間」は
感情爆発です。
時に、せっかく築き上げてきたものすら
なくなってしまいます。
僕には、常に「危うさ」みたなものがあるようです。
それ、自分でも分かります。
もっと、器用に生きていきたいなぁ、
と思って35年。
まだまだ、器用にはほど遠いです。
東日本大震災。
最近、特によく
「もう復興したんでしょ?」
と聞かれることが多いんです。
なにをもって復興というかは分かりませんが、
10月の始めに、
JR山田線「大槌駅」前で歌わさせてもらった光景からは、
「復興」
以前の
「復旧」
すらままならない、と思っています。
この光景、
そしてそこで暮らす大切な人のことを思うと、
「感情人間」
は、感情が爆発し、
時に暴走し、
走り疲れて、
バタッと倒れます。
そのたびに、
危うさやご迷惑をおかけし、
心苦しくなりながらも、
少しすると感情がムクムクと湧いてきて、
走り始めます。
今週末、
大槌・三陸に帰省します。
これから、寒い冬がきます。
その冬を、
感情人間の爆発した感情で、
少しでも温められないかな、、、。
笑顔で会いに行きます。
愛しい人たちに。