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「幸せの歌」大合唱  

STAND WAVEのカテゴリー画像-STAND WAVE web site:@可児波起 - ラッパー - 歌い手 - 作詞家 - 作曲家の背景画像 STAND WAVE

「しあわせのうたをうたおう~
しあわせのうたをうたおう~
きぼうとぜつぼうをくりかえし~
しあわせのうたをうたおう~」

大合唱が起こりました。
最初は、椅子に座って、静かに聞いてくれていたみんなが、
立ち上がり、
手を挙げ、大きく振り、
満面の笑みで
一緒に歌ってくれました。

「STAND WAVEに出会えたことが奇跡です」

と生徒会長の彼が言ってくれた言葉が全てです。

さて、
2月27日。
横須賀市内にある中学校でライブをしてきました。

「ご縁」があり、
これから卒業する中学3年生へ、
エールと、そして震災から1年が経とうとしている中、
被災地の現状の話をしながら歌を歌って欲しい、
とオファーを受けました。

中学生を前に、
どんな話が出来るのか。
どんな歌が歌えるのか。

でも、
なんだか幕が開く前は、ワクワクしていました。

僕らが来ている「大槌 STANDING STANDING」の、
THE STREET BEATSさんとの奇跡のお話。
岩手県三陸の話。
自分の中学時代の話。

そんなちょっとユーモアとまじめな話を交えながら、
熱唱してきました。

最初は、キョトンとしていたみんなも、
徐々に打ち解けてきて、
途中から、手拍子が起こり、
立ち上がり、
とても音楽を楽しんで聞いてくれました。

「音楽は凄いんだよ」

いったい、この言葉を何回言ったでしょうか。

僕らのライブの後、3年生は、卒業式で歌う歌の練習でした。
参加しちゃいました。

初めて、他人がいる前で歌ったそうですが、
みんな顔が緊張していました。

だから、僕が、指揮者の後ろにいって、大きく手を振ったり、
簡単な発声法を教えたり、
楽しく歌うことが一番だよ、って言ったりしていたら、
みんなの顔がキラキラしてきて、
最後には、最初と比べものにならないほど、
素晴らしい歌声になっていました。

練習が終わると、
「では、最後に僕らからもう1曲」
と、もう一度ステージに立ち、

「みんなで一緒に『幸せの歌』を歌おう」

と提案しました。

サビの部分だけ2回ほど練習して、
僕がiPadでギターを弾いて、
歌い始めました。

最初は小さかった声がみるみる大きくなって、
2番のサビでは、みんなが立ち上がり、
大きく手を振って、
「幸せの歌」
の大合唱が始まりました。

そして歌いきったとき、
僕にも、
そして彼らにも、
大きな幸せな時が訪れました。

この心が満たされる感じ。
これが音楽なのだと。

その夜、名前も返信用のメールアドレスもないメールが
STAND WAVEのホームページから届きました。

今日のライブのこと、自分のこと、
沢山伝えてくれました。
ただ、伝えたかったとのこと。
やっぱり、泣いてしまいました。

その子が大好きだと言ってくれた
大槌町で生まれた歌
「二つの大きな向日葵~大槌物語~」
の音源をアップしました。

ぜひ聞いてみて下さい。

STAND WAVE / 「二つの大きな向日葵~大槌物語~」

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