秀保君の長男「ひかる」と。
河合商店の贈り物用の紙
行きたい場所、
会いたい人がたくさんいるので、
小走りで大槌を駆け回っています。
今は高台のプレハブの仮設校舎に移転した
旧大槌北小学校跡に昨年出来た仮設商店街
「福幸きらり商店街」
そこに店を構える「河合商店」
店主、秀保君とは同い年だから、
意気投合してからは、時間があると顔を出して長居してます。
秀保君の長男「ひかる」。
昨日は「カッコつけてくる」と、
ロックンロールで登場。
「この革ジャンボロボロでよ~。津波で流されたのを何回も洗ったのさぁ」
小学校2年生の「ひかる」には、
こうして震災の記憶と事実が残っていて、それを誇り高く着こなしていました。
そして、先月から、
鮮魚「河合商店」の贈り物用に貼る紙や
各商品に貼るシールのデザインを
秀保君夫婦と考えてきて、
昨日ついに完成
その場でネット経由で印刷屋さんに入稿しました。
出来上がりを見て、秀保君と僕とテンションがあがっちゃって、
そんな、一瞬かもしれないけど、楽しい、幸せな時間が生まれたことが、とても嬉しかったんです。
3年で終わる「仮設」の商店街。
まだ、次の候補地の予定も見えないけど、「今」を精一杯、明るく生きている「河合家」は、幸せな空気感に包まれていました。