さて。
今日は、
STAND WAVEとして、
僕の住む、横須賀市長井にある、
長井小に招かれました。
「歌唱指導」
です。
先生です。
以前、このコラムでも書いたのですが、
長井小の3年生が、
今年の運動会で、
自分たちの歌声でダンスを踊る、
というのを企画していまして、
その歌声をレコーディングしたのですが、
やはり、
初めての経験、
ということもあり、
子どもたちも緊張して、
なかなか思い通りに実力を発揮することが出来ませんでした。
先生方と色々と相談した結果、
僕が、歌唱指導し、
再度レコーディングしてはどうか、
ということになりました。
ということで、
朝9時から小学校へ。
3年生は3クラスあるので、
それぞれに1時間ずつ、
計3時間、音楽をしてきました。
ただ、
大切なことは、
本番で子どもたちが思い切り歌えることです。
ですので、
細かい音程などを指導する、
というよりは、
コミュニケーションを沢山取って
当日リラックスして望める、
という形を作りたいと思いました。
さて、
人の名前を呼ぶ、
という行為は非常に難しく大切なことです。
当初、子どもたちは、
僕のことを
「お兄さん」や「ねえ」などと呼んでいました。
それでは心は通じません。
ですので、
最初の自己紹介の時に、
僕のことを
「なみくん」
と呼んでね、と言いました。
名前を呼ぶことで生まれる親近感。
子どもたちは途端に
「なみくん」
の大合唱です。
さて、
歌唱指導の方ですが、
簡単な腹式呼吸のやり方と
口の開け方を教えてあげたら、
途端に声が変わりました。
あまりの上達ぶりに
担任の先生が感動で涙するほどでした。
子どもたちも、
自分たちの歌の感触が良かったのか、
とても楽しそうに歌っていました。
音楽の接し方は色々あります。
僕が、小学生の時は音楽が嫌いで、
歌がへたくそだった話をしたりして
みんな驚いたり。
各1時間はあっという間に終了。
授業が終わって教室を出ようとすると、
みんなが寄ってきて
「なみくん」
と声をかけてくれて、
大きな輪が出来ました。
最後は、一緒に給食を食べました。
もう、みんな僕に興味津々で、
質問の嵐。
「ねえ、誕生日は?」
「どこに住んでるの?」
などなど。
それに一つ一つ丁寧に答えながら、
20年ぶりぐらいに給食を食べ、
次は昼休み。
3年生の各クラスのみんなと一緒に遊ぶことになりました。
さて、
ドッチボールやサッカーなど色々なアイディアが出たのですが、
みんなで出来る、ということで、
「鬼ごっこ」
をすることになりました。
ルールは簡単。
まずは女の子が男の子を追いかける。
みんなつかまったら次は逆。
追いかけて、つかまえる。
ただこれだけのことに、
みんな真剣になって、一生懸命遊びます。
長井の子どもたちは本当にピュアだなぁ、と実感して嬉しくなります。
最後は、みんなとハイタッチや握手をして、
「また来週来るからね」
と言って別れました。
初めての小学校での授業。
くたくたになって家に帰りましたが、
とても充実した気持ちでいっぱいでした。
子どもたちとの触れあいが、
こんなにも幸せな気持ちを与えてくれるとは
思ってもみませんでした。
歌唱指導しに行った僕が、
逆に沢山の想いをもらって帰ってきました。
来週はいよいよレコーディングです。
また、子どもたちに会えるのが楽しみです。
コメント
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子供たちとの触れ合ってる姿が目に浮かんで、微笑みながら読ませていただきました♪
名前でよぶ大切さ
先生が涙するほどの感動
鬼ごっこの楽しさ
子供たちのピュアな心
とても素敵です(^^♪
僕も混ざりたいです(笑)
特に鬼ごっこ!!
なみくん、なっちゃん、来週のレコーディング楽しんできてくださいね(^_-)=☆
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>ニックさん
コメントありがとうございます。
「名前」で呼ぶ、というのは、
とても大切なコミュニケーションだと思っています。
それで、ぐっと距離が近くなります。
「なみくん」「なっちゃん」
でレコーディング楽しんできます。